十番隊副隊長は朽木家の姫君

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Aside






私は、マユリ隊長のいる十二番隊へと向かった



「失礼します…朽木Aです。

マユリ隊長はいらっしゃいますか？」




すると、すぐにネム副隊長が来た





「お久しぶりですね、A様。


マユリ様が呼んでいましたのでご案内いたします」




可愛らしい声で、まるで準備してあったかのような文をすらすらと読みあげている



「ありがとうございます」


歩きながら、話してくれた


「マユリ様が寂しがっておられましたよ。

中々十二番隊に来ない、と。


…マユリ様の実験を素晴らしいと、

あんなに絶賛してくれる方はそれほどいないので。」


「ふふ、そうだったのですか？



でも、マユリ隊長の実験は凄いものばかりでしょう？



他の死神はどうかしています。

あのような実験結果を見て何も感じないなんて」




そんな他愛もない会話をしていたら、

どうやらついたみたいだ。




「…ここです、着きました。




マユリ様、A様を連れてまいりました」





「…入ってきなさイ」





「わたくしは外で待っていますね」


「はい、ここまでありがとうございました。





…失礼します、涅マユリ隊長」






「フン、やっと来たか」




そして、あるものを受け取った






「…ありがとうございます。



貴方には毎度驚かされてばかりですね」


「そうかネ？
私が凄いことなど周知の事実だヨ。



可笑しいことでも驚くことでもなかろう」




「…本当にありがとうございます

また時間のあるときに、実験のお話聞かせてくださいね」



「あァ、まっているヨ」




そして、私は十二番隊をあとにした

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