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Aside
さて。
瞬歩で乱菊さんのいるであろう執務室に向かう
「起きて下さい、乱菊さん!!」
「ん〜……?A〜?」
「そうです。
あの、隊長から頼まれ事が。」
「…わかったわよぉ〜。
あら、手紙?」
「はい、藍染隊長から雛森副隊長宛です」
「…雛森あいつ、だいじょぶかな」
「そこをサポートするのが私達の仕事ですよ」
「ふふ、そうね」
「じゃ、行きましょっか。
あ。
この手紙、日番谷隊長が藍染隊長暗殺の犯人だって本人直筆で書かれてました。」
「…開けたの」
「…このままだと、敵の思うつぼです。
日番谷隊長と、雛森副隊長を戦わせるシナリオなんじゃないかなーと。
きっと、仲間割れが狙いなんです
………精神状態が不安定な彼女に渡してもいいものか、判断するために内容を確かめる必要性がありました。
その結果がこれです」
「やだやだ、もー。何が起こってるのかしらね」
_____雛森の元へ到着
「体調は大丈夫ですか、雛森副隊長」
「……A副隊長と、乱菊さん……?
どうしたんですか」
「これ、雛森。あんた宛だよ」
乱菊さんは手紙を渡す
…雛森副隊長、クマができてる
寝ていないのだろう
「藍染隊長の部屋にあったようです」
「藍染隊長が?あたしに…?」
驚いて目を見張っている
きっと、きっと。
嬉しくて、でも藍染隊長の死を突きつけられているようで辛くて。
たくさんの感情があるのだろう。
それでも、死んだ上司が自分に手紙を遺してくれていたことは心から嬉しいはずだ。
「見つけたのがウチの隊長でよかったよ」
「他の誰かだったら証拠品として提出されて、雛森副隊長の所へは届かなかったかもしれませんし」
「…何自分の隊長が最後に言葉を遺した相手が自分だったってのは、副隊長として幸せな事だよ」
「…どうか、大事に読んであげて下さい。
でも、
くれぐれも何が真実なのか見失わないように」
そう言って執務室へ戻った。
とたん、乱菊さんはまた寝ちゃった。
同期と後輩があんな揉め方したんだもんね
乱菊さんの気持ちが手に取るように分かる。
…私にとっても、すごく大切な人達だから。
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うい(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます。単行本を読む、検索するなどして確認しましたが、やはり尸魂界(ソウル・ソサエティ)ではないでしょうか? (9月5日 19時) (レス) id: f53586a760 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 8話にも同じ誤字があります。ソウルソサエティじゃなくて、ソウルソサイエティです。恐らく、他の話数にもあると思いますので、訂正してください。 (9月5日 15時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 7話、ソウルソサエティじゃなくて、ソウルソサイエティです。 (9月5日 15時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - のんのんさん» こんにちは〜♪ケイです。私、この漫画知らないんですけど…読んでて凄く面白いなって思いました!らく魔女の方も何度か読ませて頂いてます。これからも頑張って下さい!楽しみにしてます。 (2020年5月16日 8時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者ホームページ:なし 作成日時:2020年4月1日 11時