知らない ページ13
ホグワーツでの2年目も今日で最後だ。
大広間は今年の優勝寮であるレイブンクローの青と銅に飾り付けられていた。
何の気無しにハッフルパフのテーブルに視線をやるとAを見つけた。
彼女は一人で黙々と夕食を食べているようだった。
ずっと医務室では見かけていたけれど、話をするようになったのは試験前からだ。
彼女の課題を手伝って、試験勉強も一緒にした。僕がDADAを教えて、彼女からは魔法薬学を教わった。
どうやらお互い苦手な教科と得意な教科がうまくはまったようで、需要と供給が一致していたのだった。
Aはよく医務室に居るけれど、なんでなんだろう？彼女も何か抱えているのだろうか？
結局、話をした時も試験に追われていたから、勉強の事しか話さなかった。
夏休みになったら会えなくなってしまう。来年度の授業は何を選択したのだろう。被っている授業があるといいな。
ボーッとAを見ながら考える。
僕はまだ彼女の事を何も知らない。
デザートが出てきたのに気づいて僕は視線を手元に戻した。
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麗(プロフ) - 34ページも同じく名前変換が出来ていないところあります。 (2021年2月4日 9時) (
レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 16ページ 多分なんですけど、名前変換が出来ていないところあります。 (2021年2月4日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 - これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2021年1月17日 10時) (レス) id: 78ad243e0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2020年11月28日 20時
