天使 ページ12
「お、終わったぁー！」
2年生の期末試験。最後の科目を終え、思いっきり伸びをした。
ホッとしたと同時に、空腹を覚えたAは昼食が準備されているであろう大広間へ急いだ。
大広間へ着くと、Aは見知った後ろ姿を見つけて、グリフィンドールの席の方へ向かう。
「リーマス、テストお疲れ様」
糖蜜パイにかぶりつこうとしていたリーマスの隣にAは腰掛ける。
「お疲れ、DADAは大丈夫だった？」
リーマスが少し意地悪にAの苦手教科を尋ねると、ふふっ、と小さく笑う。
「リーマスのお陰で合格できそうよ」
「リーマス、随分『医務室の天使』と仲良いんだね」
「ジェームズ、その『医務室の天使』って何だい？」
「リーマス、君知らないで話しかけてたのかい？僕はてっきり天使とお近づきになるため医務室に行っているもんだと」
おどけたように言うジェームズ。
Aは目の前で繰り広げられる会話に赤くなり立ち上がる。
「えっと、そのっ…リーマスのおかげで勉強何とかなったからそのお礼が言いたくって…！それだけなの…じゃあね！」
ハッフルパフのテーブルに走り去っていくAにリーマスは驚いた顔をする。
「…行っちゃったね」
ピーターは眉根を下げて言う。
「でも、どうやら天使は我らがリーマスに気がありそうじゃないか」
「そんなんじゃないよ」
リーマスは苦笑した。
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麗(プロフ) - 34ページも同じく名前変換が出来ていないところあります。 (2021年2月4日 9時) (
レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 16ページ 多分なんですけど、名前変換が出来ていないところあります。 (2021年2月4日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 - これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2021年1月17日 10時) (レス) id: 78ad243e0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2020年11月28日 20時
