マフィアパロ。[今と過去。]

助けたいヤツがいる。 ページ18

マサイ目線








こいつは俺らを信じてないが、賭けているような言い方をした。




ダ「俺はダーマ。よろしく。」

「俺はマサイ。」

シ「俺はシルク！」









「そういえば、何でお前は出れるのに出なかったんだ？」


ダ「別に。ちょっとな...」



なにか隠してる目だ...


それに気づいたのは俺だけじゃない


シ「隠すなよ。」



ダ「...昔。俺はこんなにひねくれた性格じゃなかった。まだもうちょい明るかったな。それでよ...すげーグレてた友達がいてさ。あいつは友達って思ってるのか分からないけど笑、」





ダーマ目線





ダ「なぁ！今度一緒に遊ぼうぜ！」

「やだ。」

ダ「なんでだよ笑」

「嫌だよ。てか、何で俺についてくるの？」

ダ「お前は多分面白いやつだから。」

「...あっそ。」




約束の日...俺は走って行った。


いるかな？来てくれてるかな？


すると、あいつの背中が見えた。



「おーい！m、」


ズッ...



目の前が真っ暗になった...





アイツらに誘拐された所だった。









「あいつ、俺を信じていてくれたのに...俺は行けなかった。...あいつを助けたい...あいつに会いたいんだ...」




マ「じゃあ、何で出ないんだよ！」





「あいつらが...言ってた。









「お前が大人しくしてるんだったらあの性格が可愛くねぇガキには手を出さない」






それを信じるしかなかった。」








シ「...」

マ「...」



「ほら、引いただろ...もう...」



「「探しに行こう。会いに行こう」」


「は？」


何言ってんだ？こいつは。



シ「その友達を助けたいんだろ？」

マ「助けたいヤツがいるんだろ？」



「「じゃあ、行こう。」」









こいつらの言葉にどれほど救われたか...

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