いじめ救世主 「松野おそ松」学生松

救世主１７おそ松SIDE ページ18

おそ松SIDE




昼休みナウ、Aと屋上で弁当食ってたんだけど・・・。





A、絶対なにかあった。




こいつがこんな顔する時は、虐められた時だけ・・・




元気がない・・・不安な顔・・・悲しそうな、泣きそうな顔・・・。




A「な、何でもないよ・・・」




それは嘘だな。




顔に書いてあるもん。・・・書かれてはないけど。




まぁ、何かあったことは分かったから、いつか言ってくれる時を待とう。




話題、なんかあるかな〜・・・。あ、雑魚先生の話でもするか！







おそ松「なぁ！国語の先生って、雑魚先生？」




A「ッ！！ う、うん。そうだよ・・・」







・・・おいおい、なんだよ今の「ッ！！」って。




もしかして、・・・雑魚先生が関係してる・・・？ちょっと話してみるか







おそ松「あの人の名前ってさ、超面白くね！？雑魚 はよしね だぜｗ」




A「うん・・・そうだね・・・」




おそ松「あの人って女子に人気だよなぁ。俺のクラスの女子共、授業中、すっげーうるせぇのよｗカッコいいだの、イケメンだのｗこの前の授業なんか、『きゃぁ雑魚先生お顔見せてぇぇ！！』って言ってた奴もいたんだぜ！ｗ」



A「や、やばいね、その子・・・」




おそ松「だろ？あ、この間の国語でな、雑魚先生こんなこと言ってたんだ。」









雑魚先生『僕には恋人はいません。でも、好きな子はいます。その子はちょっと根暗だけど、ホントは凄く優しい子なんです。僕より年下の子で・・・近々、アピールするつもりですね。』





おそ松「って。なんか気持ち悪くね？・・・A？」







Aは目に涙を溜めながらフルフルと震えていた
何かに怯えるように―――





俺は確信した







おそ松「・・・雑魚先生が関係してるんだろ？お前がそんなに怯えてるの。」




A「えっ・・・お、怯えてなんか・・・」




おそ松「嘘つけ〜！目に涙、溜まってんぞ。それと、震えてる。」




A「っ・・・」




おそ松「雑魚に何されたんだ？ゆっくりでいいから、話してみろよ。」




A「え・・・いや・・・その・・・」






なんだ？もしかして言えない理由でもあるのか？

それとも・・・雑魚先生がこいつに何か言った・・・？



聞いてみｙ



【キーンコーンカーンコーン】(昼休み終了








あ、鳴っちまった。







仕方ねぇ・・・また今度、事情聴取するかね・・・。

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