◇6.裁きの司祭 ページ7
──ｼｰ…ﾝ
「…」
「……」
エ)「? 何…を…しているの?」
キ)「…」
カ)「…」
エ)「何故何もしないの!?貴方たちの天使が深傷を
負わされたのよ!?悪魔共がこの教会にのさばり儀
式を邪魔した!!!早く火を焼べなさい……ｯｯ!!!」
シ)「やめろエラ 無駄だ 見苦しい」
エ)「ｯ!あんた何を「何もしていないさ」嘘よ!!」
シ)「気付いていないのか?ダリアはもう天使じゃ
ない ただの醜い小鬼だ それにここにいる全ての民
衆がお前の本性を見た
お前が個人的な恨みでAを狙っていたことも
屍人を操りダリアが恐怖で民衆を支配していたこ
とも全て…お前たちの“真実(本性)”を知ったんだ
そしてその全てが露見した時点でお前たちの嘘の
全てが破綻している!」
エ)「…戯言だわ…」
シ)「まだ認めないのか
そうだな…お前は昔からそうだったとキャストか
ら聞いた 自分にとって都合の悪いものは全て燃
やしてなかったことにして…儀式などと御託をな
らべて幼気な子供を火炙りにした!!全ては自分の下
らない保身と妹に勝ちたいという欲だけのために!!」
──『嫌ｧｧｧｧｧ──…ｯｯ!!』
エ)「!」
シ)「“神は公平な裁きを下す”…たしかそう言ったな」
エ)「…それが何よ?」
シ)「僕は神を信じないが愚かなお前に裁きが下る
ことは知っている
キャスト」
キ)「ﾆﾔﾘ))」
エ)「!? (A!?でもAは檻の中に…どういう
ことなの!?)」
キャストが異様な気配を放つ
シ)「今こそ“Aたち”の復讐に震えるがいい」
その時
──ﾎﾞｯｯ!!!
シ)「!? (火!?)」
セ)「坊ちゃん!」
火の近くにいた僕をセバスチャンが抱えて離れさ
せる どういうことだ!?何故薪が燃えた?
？)「…ﾌﾌ…ﾌﾌﾌ…」
キ)「ダリア…ｯ!!」
床に這いながらマッチを以て薪にくべるダリアの
姿があった
ダ)「ﾊﾞｲ…ﾊﾞｲ…♪((──ｸﾞﾁｬｯｯ!!」
キ)「死ね」
キャストがダリアを踏み潰す嫌な音がした
まだ息があったのか…!?
エ)「あは……あはは!!何が復讐よ!!何が裁きよ
これで終わり!!
私の勝ちよ!!」
カ)「……ｯ!!」
カリバンが声にならない叫びを上げる
シ)「セバスt「無駄です」何?」
セ)「カリバンさんはもう…」
──助からない──
シ)「ｯ(すまないA…)セバスチャン!Aを!!」
セ)「御意!」
火が高くなる前に檻を…!
──ﾌﾟﾂﾝ
全)))「「「!?」」」
檻の縄が火の粉で焼き切れ 檻は音をたてて炎の
海に沈んだ…─
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黒妃 - ラズベリーさん» ありがとうございます♪次回もお付き合いいただければ幸いです( ´∀`)/~~ (2016年2月14日 20時) (
レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
ラズベリー - とても面白かったです！お疲れ様でした！ (2015年12月5日 22時) (レス) id: 7d7fd385b9 (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - 紫杏さん» ありがとうございました(*´∇｀*)次回作も楽しんで頂ければ嬉しいです♪よろしお願いしますm(__)m☆ (2014年12月25日 17時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
紫杏 - お疲れ様でした！とても面白かったです(≧▽≦)次回作も是非読ませていただきます！！ (2014年12月25日 11時) (レス) id: 01156b7467 (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - お茶っ葉さん» 楽しんで頂けて何よりです(／▽＼)♪是非次回作へお越しくださいませ(｀・ω・´)← (2014年12月24日 19時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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