◆黒執事◆〜Soul in the mist 霧の中の魂〜final

◇22.企みの執事 ページ23

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自室…──＜Aside＞


私はキャンパスに向かっていた カリバンの寝て

いるらしい部屋に行こうと思ったら セバスチャ

ンが『庭へ行かれました＾＾』と…

無事だったことに安心して、最後に絵の手直しを

していたのだ

貴)「(ここに色を足して…)よし!」

私は少し距離を置いて絵の全体を見た

貴婦人の絵は何だか描く気が出なくて…オペラハ

ウスの絵に変更した オペラハウスで歌う若い歌手

とそれを優雅に見物する貴族たち…我ながら絵は

完璧…後はウェストに持ち帰ってからだね(^-^)

貴)「…ぁ」

オペラハウスの絵に布を被せ その両隣の一回り

小さなキャンパスに目がいった もう完成してる

けど…一応手直しした方g…─ｺﾝｺﾝ

貴)「! はい!;」

手に取りかけた布をかけ直して扉の方を向いた

セ)「失礼いたします 紅茶をお持ちしました」

貴)「セ セバスチャン…(・・;)」

セ)「? どうかなさいましたか?」

貴)「ううん、何でもないヾ(´∇｀;;)ゞｱﾊﾊ」←

セ)「そうですか＾＾ どうぞ 長い間絵に向かっ

ておられるようでしたので」

差し出された紅茶をありがたく受け取る

もう3時間も経っていたらしい やっぱり悪い癖

…絵を描いてると時間忘れちゃう

貴)「ありg──バンｯｯ!!)) !?」

勢いよくドアが開かれ危うく紅茶を落としそうになる

カ)「ｾﾞｪ…ｾﾞｪ…;;」

そこには息を切らしたカル…引っ掛かれたような

傷や他にもケガがある

貴)「大丈夫!?;」

セ)「何です?騒々s「何ですじゃないだr…でしょう!?」」←

カ)「お嬢様が庭に居ると言われて行ってみれば…

お宅の庭師の倒した木の下敷きになりかけるわ

木から落ちてきた猫に引っ掻かれるわで散々ですよ!!(怒)」←

セ)「それはお気の毒に((黒笑

あのバカしくじりましたか」ﾎﾞｿｯ←

カ)「やｯぱりか!;」←

貴)「やっぱりって何?;」

セ)「A様とお二人でお話ししたいことが…

A様の執事抜きで((ﾆﾔﾘ」

カ)「忠告を聴いていなかったようですねぇ(怒)」

セ)「なんのことですか?＾＾」

カ)「この…ｯ」

貴)「(・・;)」

結局2人はメンチ切りあってて…

私はどうすることもできませんでした←

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