◇16.気絶の警部 ページ17
──【Welcome to Mist Garden】
来たときに見た看板を背に僕たちは馬車で帰路を急いだ
貴)「…」
カ)「…」
本当によく眠っている
悪夢の原因であるキャストの目的も果たされた
これでAの夢遊病も治まるだろう…
シ)「セバスチャン」
セ)「はい?」
シ)「屋敷まではどのくらいかかる?」
セ)「あと4時間ほどでしょうか…ご到着は夜になるかと」
シ)「エンディバラからロンドン郊外…長旅だな( -。-) =3」
セ)「ええ それから大変申し上げにくいのですが
…行の道で橋が落ちてしまったのでさらに30分ほ
ど遠回りになります」
シ)「う(-""-;)」
そう言えばそうだったな…
セ)「坊ちゃんもお疲れでしょう
しばらくおやすみ下s…ん?」
シ)「?」
窓から覗くと 橋の前に人が倒れていた
シ)「(行き倒れか?)セバスチャン」
セ)「御意」
馬車を停めて倒れている男にセバスチャンが近付
いた
セ)「おや?」
シ)「どうした?」
セ)「アバーライン警部です」
シ)「何?(-_-;)」
僕も馬車を降りると 気絶したらしいアバーライ
ンが地面に伏せ、近くでは乗ってきたと思われる
馬が退屈そうに草を貪る
シ)「ヤードめ…僕たちを追っていたのか?」
セ)「それはどうでしょう?」
シ)「?」
セ)「ヤード(猟犬)が霧深い森を単独で行動すると
は思えません…実際辺りに警部以外の気配は全く」
シ)「つまり…」
セ)「彼の独断でしょうね 大方 坊ちゃんとA
様の身を心配なさっての追って来られたのかと」
ついにクビが飛ぶかもな…アバーライン…←
セ)「どうなさいますか?」
シ)「…おいていっても寝覚めが悪いしな…
おい!起きろアバーライン!!」
ア)「(*_*)」←
シ)「ハァ(; -。-) =3セバスチャン」
セ)「では…少々失礼して…はッ!!」
──パシンッ!!←ビンタ
ア)「いっ…ッッ!!!はッ!キャストちゃn…て…あぁッ!
伯爵!!(;´д`)」
シ)「(今 キャストと言ったか?)なぜこんな所で寝
ている?」
ア)「何でじゃありませんよ!伯爵やお嬢さんが心
配で…!!でも良かったですご無事で!ところでミ
スト・ガーデンh「じゃあなアバーライン」え!?
ちょっと伯爵!?(;´д`)」
アバーラインを無視して走り出す馬車←
シ)「お前も早く帰れ 迷うこともないだろう
もう霧は出ないからな…」
何か言うアバーラインをスルーして帰り道を急が
せた…僕も寝るか…
シ)「…」
僕が眠りに落ちるのに時間はかからなかった
夕日はもう沈みかけていた
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黒妃 - ラズベリーさん» ありがとうございます♪次回もお付き合いいただければ幸いです( ´∀`)/~~ (2016年2月14日 20時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
ラズベリー - とても面白かったです!お疲れ様でした! (2015年12月5日 22時) (レス) id: 7d7fd385b9 (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - 紫杏さん» ありがとうございました(*´∇`*)次回作も楽しんで頂ければ嬉しいです♪よろしお願いしますm(__)m☆ (2014年12月25日 17時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
紫杏 - お疲れ様でした!とても面白かったです(≧▽≦)次回作も是非読ませていただきます!! (2014年12月25日 11時) (レス) id: 01156b7467 (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - お茶っ葉さん» 楽しんで頂けて何よりです(/▽\)♪是非次回作へお越しくださいませ(`・ω・´)← (2014年12月24日 19時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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