【銀魂】この世界があまりにも幸せだったから【吉田松陽 虚】

じゅうはち ページ19

〜銀時side〜



銀「髪紐、髪紐か…ちょうどいいかもな」




何がちょうどいいかって？




うん、まぁ、Aにはずっと世話になっているし、前々から何かお礼がしたいと思っていた




いや、俺だって感謝くらいするよ？



たまには先生たち喜ばせたいとか思うよ？




でもその為に金を借りるのもあれだし、
そもそも何したら喜ぶのかわかんねーし




でも髪紐なら自分でも作れそうだしちょうどいい、と思い早速作っていたんだが…





桂「む、なかなか難しいな…銀時！これはどうするのだ？」




高「おい！絡まっちまったぞ…銀時！どうなってんだ！」




ど う し て こ う な っ た




おかしい、始めは順調に言っていた筈だ




ただ集中してたらこいつらが来てるのに気づかなかった…そのまま思わず何してるのか答えちまって今に至る、と




ズラはまだいい、高杉が破壊的に不器用すぎる




銀「おい、てめぇら！邪魔なんだよ！離れろや！」




桂高「「断る！！」」




銀「…」




結局一日中かかって編み終わった髪紐は、髪紐と呼べない程にぐちゃぐちゃだった

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