にじゅうく ページ30
『疲れた…』
しばらく弟子達と話していると先程の疲れが押し寄せてくる気がする
どうせ死ねないなら疲れも感じない体が良かったなぁ
まぁ、そんなことを考えてもどうにもならないのだが…
松「ハハハ、すみません。ちょっと楽しくてはしゃいじゃいました」
少し申し訳なさそうな顔をして松陽さんがこちらへやって来た
『なぁにが はしゃいじゃいました、ですか。もう少し妻を労って下さいな』
主婦をなめないで欲しい、運動不足なのだ
じと目で軽く頬を引っ張ってやった
松「しゅみましぇん(すみません)」
そう言って、変な顔になりながらも彼は私の頭をくしゃりと撫でた
私と彼は悠に20センチ以上の身長差があるので、撫でられると余計にそれを感じる
嫌な訳はないのだが、私らしくないと思いつつもちょっと照れくさい
銀「おーい、イチャつくなバカ夫婦。俺たちの存在は空気ですかーコノヤロー」
銀時の言葉にハッとして周りを見ると、生徒たちがニヤニヤとこっちを見ていた
マズイ…
仮にも教師なのだからと、日頃から生徒達の前ではあまり触れあわないよう気をつけていたのに…
完全に気が抜けていた
自重しなくては…
松「私的には、もっとイチャつきたい所ではあるんですけどねぇ…」
周りに聞こえないくらいの耳元でボソリと彼が呟いた
だからぁ(泣)
『自重してください…お願いですから…』
赤くなりそうな目元を手で隠すと心からのお願いが口から零れた
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??黒雪??kuroyuki(プロフ) - ありがとうございます!泣ける(?)かは分かりませんが、世界観しんどいです。頑張ります。 (2020年3月9日 20時) (レス) id: a822d14485 (このIDを非表示/違反報告)
七重 - (´;Д;`)おお・・・最新話泣ける(?) (2020年3月6日 17時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
??黒雪??kuroyuki(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります! (2020年2月8日 17時) (レス) id: a822d14485 (このIDを非表示/違反報告)
七重 - たまたまこの小説見たけど、めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2020年2月8日 15時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
??黒雪??kuroyuki(プロフ) - いえいえ!読んでいただいてありがとうございます!同士がいてくれると嬉しいです! (2020年1月26日 20時) (レス) id: a822d14485 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*雪之丞*yukinojyo | 作成日時:2019年6月16日 22時