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修さん ページ32
暇だ。
チャットでもしよう。
私がバンドチームのボーカルってことを知っている、最近知り合った修さん。
<ねえ、今暇?>
修<暇だよ。何かあった?>
<いや。なんか喋りたくて。>
修<そっか。ライブ、大丈夫?>
<まあね。修は?>
修<忙しいよ。>
<そうそう、最近怪我してさ。>
修<大丈夫?>
<痛いけど。>
修<そうか。お大事にね。>
<ありがと。>
修<何かいつもと違うね。どうしたの?>
<友達に、裏切り者にされてさ。>
修<え?どういうこと?>
<カッターキャーでさ。>
修<酷いね。何されたの?>
<私、シェアハウスなんだけどさ。他の人がその犯人を信じて。>
修<そっか。僕になんかあったら言ってよ。>
<じゃあ言わせて。
私、死にたい。>
修<?!ダメだよ!嘘でしょ?>
<私、嘘付きだけど、これ、本心だよ?>
修<そんな_____>
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作者名:空色の飴 | 作者ホームページ:http://ulog.u.nosv.org/home
作成日時:2017年8月15日 21時