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でも良かった。
また、こっちの壱馬くんに会える。
安否確認だけできれば、また前回みたいに飛び降り
るなりして戻ればいいんだから。
それに、みんなにたこ焼き全部食べられたら困るし
ね。
なんてタカをくくっていたのを後悔することになる
とは、この時の私は思いもしなかった。
とにかくどこかに隠れるか、逃げ出せるようにして
おかないと、もしも悪だった場合、後戻りができな
くなる。
そう思いソファから立ち上がろうとした時、
嘉「あ、起きた？」
「ぅわっ！！」
私は立ち上がろうとしていた中腰の体勢から、驚き
の反応でボフンッと、またソファに尻餅をつく。
声のする方を見れば、パソコンの前で机の上に足を
投げ出して座る、どこかで見たことのある青い髪の
男の子が腕を組み、こちらを見ていた。
さっき部屋を見渡した時には気がつかなかった
な…。
「あの…、えっと…助けて頂いてありがとうござい
ます…。」
悪だとしても、これを言われて悪い気はしないだろ
うから、とりあえずお礼を言う。
嘉「いや助けたわけじゃなくて、拾っただけだけ
ど…。」
「えっ、私どこに…？」
嘉「そこ。」
と指さされた場所は、目の前のシャッターの前だった。
それを聞いて、私は苦笑いしかできなかった。
嘉「なんでここにいるの？うちの誰かの女？それと
も…、」
「ちがっ！誰かの遊び相手なんかじゃな…、」
と、否定をしようとした時その男の子がいる方から
近づいてくる何人もの声が。
どうしよう？！とオロオロする私に、その男の子は
ズンズンと近寄ってきて私の腕を引き、一枚のドア
の向こうへ私を追いやった。
嘉「とりあえず、ここにいて。」
顔の前でバタンッと、閉まったドアに耳を傾ける。
嘉「どうだった？」
さっきの男の子の声がすぐ近くで聞こえる。
恐らく、ドアの前にいるのかな？
竜「あー、結局無駄足だったぜ。」
力「でも少しは情報掴めましたよ！LUPUSの足取り
とか。」
え…、今「LUPUS」って言った…？
それってこっちの壱馬くんの呼び名…。
足取りって…どういうこと？
その時、私は敵なのか味方なのか分からない彼等の
口から壱馬くんの名前が出て動揺したのか、数歩の
後ずさりをした際、床に置いてある瓶が足に当た
り、カランと物音ををたてて倒れた。
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みそじ(プロフ) - miyuさん» コメントありがとうございます！お答えしたいところなのですが、気長に更新を待っていてくださると嬉しいです（ ; ; ）私も早く更新できるよう努めますね（ ; ; ） (2019年7月22日 22時) (
レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - ROWDYの皆さんは助かったけど､JIGGYの皆さんはどうなるのか気になります！嘉将くんたちはどうなるのでしょうか？あと今後Astro9の皆さんは出てくるのでしょうか…？ (2019年7月22日 13時) (レス) id: 7aced33e2c (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます！更新遅いですが、飽きずに見に来て頂けると嬉しいです！ (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - アリサさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて嬉しいです(^^)最近バリボも片足ハマりかけてるので、お話し作れたらなって思ってます！ (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - なんか気になったので続きが見たいです (2019年7月20日 0時) (レス) id: 454e79f10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年7月7日 14時
