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どどどどうしよう?!!!
砂「ん?なんの音?」
流「嘉将くんの部屋から聞こえたような…。」
竜「誰かいんのか?」
ヤバイヤバイヤバイ、ヤバイ!!!!
もう終わった…、と私はドアの前でうずくまり目
を瞑る。
嘉「ネズミじゃない?最近、俺の部屋よく出るんだ
よね。」
えっ…、かばってくれた…?
竜「んだよ、紛らわしいな〜。ちゃんと掃除しとけ
よ〜。」
力「ほんとですよ、それじゃ女の子も嫌がります
よ?笑」
嘉「そうだね、ごめんごめん。」
そして談笑する声はしばらくして聞こえなくなり、
青い髪の男の子は部屋に戻ってきた。
嘉「…そんなにバレたかったの?」
ドアを閉めるなり、開口一番に聞かれる。
「そっそんなわけない!ここに瓶が置いてあるの知
らなくて!それより、かばってくれてありがと
う…。」
嘉「別に〜。説明するのがめんどくさくなっただけ
だし。」
そう言う彼は自分のベットに腰掛けた。
この子、どっかで見たことあるんだよな〜。
確か…確か…、
「あっ!!ヨッシー!!」
嘉「ちょっ!シーッ!大声出したらバレるって
ば!!」
そうだそうだ、そうだ!!
ちょっと前に、友達がバリボっていうグループのヨ
ッシーのファンになったって言ってたわ!!
それで気になって調べてみたら、この顔だったのを
思い出した。
嘉「なんのこと言ってるかわかんないけど…、とり
あえず名前は?」
「あっ…、A。」
嘉「A、今日はもう夜遅くて外に出るのは危ない
から、明日の朝出な。」
そう言って、壁のデジタルな時計をチラリと見る彼
の目線を辿れば、もう24時を回ろうとしていた。
「わかった…。あとひとつ聞いてもいいかな?」
答えられることなら…と言う嘉将くんに、私は思い
切って聞いてみる。
かばってくれたくらいだし、きっと私のことを悪い
ようにはしないはず…。
「LUPUSって…今どこにいるの?」
ベッドに腰掛けて、手遊びをしていた嘉将くんはゆ
っくり顔を上げる。
嘉「なんでその名前知ってるの?」
「えっと…、しっ知り合いだからっ…。」
嘘がバレたくなくて目線を外して言えば、黙って立
ち上がって私の目の前まで来た彼はガッチリとして
思いのほか背が高いことに、近くに来てから気づく。
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みそじ(プロフ) - miyuさん» コメントありがとうございます!お答えしたいところなのですが、気長に更新を待っていてくださると嬉しいです( ; ; )私も早く更新できるよう努めますね( ; ; ) (2019年7月22日 22時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - ROWDYの皆さんは助かったけど、JIGGYの皆さんはどうなるのか気になります!嘉将くんたちはどうなるのでしょうか?あと今後Astro9の皆さんは出てくるのでしょうか…? (2019年7月22日 13時) (レス) id: 7aced33e2c (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます!更新遅いですが、飽きずに見に来て頂けると嬉しいです! (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - アリサさん» コメントありがとうございます!楽しんで頂けて嬉しいです(^^)最近バリボも片足ハマりかけてるので、お話し作れたらなって思ってます! (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - なんか気になったので続きが見たいです (2019年7月20日 0時) (レス) id: 454e79f10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みそじ | 作成日時:2019年7月7日 14時