６．救われた ページ6
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店の外に出ると、松潤はわたしの顔を覗き込んで言った。
「もう涙とまった？」
店の外で会ったほんのわずかな時間で、彼は事情を察してあんな行動をとってくれたのだ。
「この間も泣いてたね」
キレイな松潤の顔を見ていたら、なんだか夢の中にいるような気持ちになって、
自分がさっきまで包まれていたイヤな空気いつのまにか消えていた。
「あの…なんて言ったらいいか…」
まだ松潤と手をつないでいるのに気がつき、人目が気になり、ハッと手を離す。
「いろんな男がいるからね(笑)。元気だして？」
松潤はコーヒーを口にした。
さっきまでケンジの事ばっかり考えていたのに、今は目の前の松潤に目を奪われている。
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キラキラしていてキレイ…
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なんだか急に数日間のモヤモヤが晴れてきた。
いい男が近くにいるだけで、わたしってゲンキンだな、と可笑しくなり、
フッと笑いがもれた。
「あ、笑った。よかった」
松潤が白い歯を見せてニッコリ笑う。
「なんだか…ありがとうございます。もう、お酒でも飲んで忘れます」
恥ずかしくて、照れ隠しにわたしがそう言うと、
「じゃあ、一杯だけ飲まない？オレ、ビール飲みたい」
と松潤は首をかしげながら言った。
久しぶりに会った友達に言うように。
なんだかまだ夢の中にいるようで、まだぼんやりしていたわたしは、
「はぁ…」とあいまいな返事をした。
「決まり！」と言うとすぐに松潤は手を上げてタクシーを止めた。
タクシーのドアが開くと松潤はドアに手を添えて「どうぞ」とわたしを先に促した。
え？え？ホントに？
とまどいながらも、自然に足は車に向かう。
乗り込むとき、店の中からケンジがこちらを見ているのが分かったけれど、
もう視線を合わせずに車に乗った。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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サアラ♪ - どきどきしすぎてやばいです！ありがとう！！ (2019年12月30日 21時) (
レス) id: b14abbe948 (このIDを非表示/違反報告)
aknightof(プロフ) - 自分の、好きな人が botに はまっています。 初め 焼きもち焼いていたんですが… 朝の挨拶来てもらうと 本当に 幸せな 気分になり 逆もありますが 夜も hattupiに させてもらってるのを 見て 自分も 幸せな 気分になれてます 素晴らしいと思います ありがと〜 (2015年7月11日 22時) (レス) id: 922c5cae7b (このIDを非表示/違反報告)
なおじろう(プロフ) - 今ね ようやく２回目に入りました やっぱりドキドキします 昼夜を問わず読み進めたこの7月 ２度目のデート たっぷり楽しませていただきますね！ (2014年8月1日 14時) (レス) id: b9bae47b5f (このIDを非表示/違反報告)
のあのあ(プロフ) - はじめまして！あらしっく友に紹介されて来ました！面白くて番外編まで一気に読破！！ニヤニヤしっぱなしでしたー！(笑) (2014年5月31日 13時) (レス) id: 396d53c0c3 (このIDを非表示/違反報告)
みみこ(プロフ) - はぁぁ…もう、胸がいっぱいです… (2014年5月9日 23時) (レス) id: 875ee61b16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みさみさ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=misayokohama
作成日時：2011年4月24日 21時
