検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:18,034 hit

それでも 35 ページ37

(Aside)



「私は、マネージャーです。

マネージャーは、選手みたいに試合にも出ることがなければ、一緒に練習することもない。

言い訳する気はないの。けど、たぶん選手ほど、選手の気持ちとか、葛藤とか共感するのは難しいと思う。

でもね、私はこのバスケ部を、1年間以上見てきた。長い時間一緒に過ごしてきた。

サポートしていきたいって、もっと一緒にいたいって、大切だなって、前より強く思うようになった。

私は、この部活が大好きだから。

だからこそ、強く思うの。

もし、皆の心が折れそうになったら、私が添え木になって、大丈夫だよって伝えたい。

もし、皆が傷つけられそうになったら、私が盾になって守る。

この部活に、私の全てを捧げよう。

だから、改めて

皆、これからもよろしくお願いします!」



語りすぎたかな?

でも、言いたいことは言い切った



恐る恐る顔を上げると、

「こちらこそ、よろしくお願いしますね」

「俺もAっち大好きっすー!」

「Aー!!感動しちゃった!」

「頼りにしているよ、A」

「相変わらず勇ましいね〜Aちんは〜」

「お前は常に人事を尽くしているのだよ。」

「俺らだってAのこと大好きに決まってんだろーが」

笑顔の皆がいた

それでも 36→←それでも 34



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.7/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2014年9月13日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。