検索窓
今日:14 hit、昨日:31 hit、合計:48,235 hit

他国 ページ11

11.他国





議題はウチの子たちが対処に当たったものを含む検非違使についてだったので、私も何やかんやと報告しなければならなかった。




あぁめんどくさい。いい加減ニコチン摂取しないと死にそう。




「では、今回の会議は終了させていただきます」






やっと終わった…と伸びをしていると、
ある審神者が声を掛けてきた。






「あの…私、大和第2支部の審神者なんですけれども…」

「大和国第2支部?…あぁ」




清光たちはこの前この本丸のミスを挽回するために出陣したんだった。





まだ若い。つっても私が22で最年少だから、その3,4歳上といったところか。一期一振を連れていた。




「先日は検非違使の件、ありがとうございました」

「いえ」




そんなことより煙草が吸いたい。






「あなたはお若いのにとても優秀で…それに引き換え私は」

「主、そのような」

「いいえ一期。みんなにも苦労をかけて…申し訳なくて、情けないの」




黙って指で机をコンコン叩いていた私は、我慢できずに立ち上がった。







「その話、長くなるんだったら先に一服させてくれません?」

「え?」

「おいおいあんたな、そりゃねぇだろ」




口を挟む兼定を無視して、私はキョトンと目を丸くする2人を振り返った。







「話、誰かに聞いてほしいんじゃないんですか」

男士→←会議



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
181人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

切れかけミサンガ(プロフ) - 孤縷さん» うわっ本当だバカがバレてますね…ご指摘ありがとうございます、他にも何かあれば仰ってください! (2018年1月29日 19時) (レス) id: 7b9e52a361 (このIDを非表示/違反報告)
孤縷 - あの…15ページで、1日に10本なら1ヵ月では300本ではないでしょうか。一年でも3600本になりますし。なんか偉そうにすみません。続編でも頑張ってください! (2018年1月29日 16時) (レス) id: 6e76e80232 (このIDを非表示/違反報告)
切れかけミサンガ(プロフ) - *posu*polejumpさん» 有難うございます!少しだけお待ちください_(:3 」∠)_ (2018年1月29日 6時) (レス) id: 7b9e52a361 (このIDを非表示/違反報告)
*posu*polejump(プロフ) - 続編頑張ってください!! (2018年1月28日 18時) (レス) id: 43ac6ebefc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:切れかけミサンガ | 作成日時:2017年12月27日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。