私の兄のような幼馴染。 ページ2
「ねぇ、今度くろそらでコラボしようよ!」
「･･･」
私が聞くも完全に無視する、兄の様な私の幼馴染の歌い手、そらる。
反応してくれても「ふぅん」とか「あっそ」だとか「どっかいって」とか。
そっけない反応しかしてこなくなった。
それも私が中学に入ってからだ。突然、一年の秋から。
もう彼方とコラボしない。
とか思いながらスマホを出してある、連絡先を開く。
＜96ちゃん＞をタップする。そして送った。
Aコラボしない?おkなら日時も教えて〜私はいつでも大丈夫だから〜
96猫Aはコラボ好きだねぇ。
Aえへへ･･･96ちゃんのほうが好きだよ?(笑
96猫また断られちゃった?
A仰る通りで。フル無視っす。
96猫そらるさんもきっついねぇ。で、今回は生放送?
Aアハハ･･･うん。生放送。
96猫今から行けるし･･･家行った方が良い?
Aえ?!良いの?!お願い!来て!
96猫えっと、ニコニコ?
Aうん。ニコニコでコメオッケーにする予定。
96猫じゃぁ家行くから用意とかして待っててね〜
私はおっけーです。と書かれた黒兎のスタンプを送る。
そして生放送の準備に取り掛かった。
今回はカメラ有でやるつもり。
96ちゃんが着てくる服は放送しても良い服ばかりなので突然でも良いらしい。
12:40
ピーンポーン
チャイムの音が聞こえる。
「はーい
96ちゃんいらっしゃ･･･え？」
玄関を開いて見てみると、96ちゃんの隣に四人いた。
しっかりと見ると、なんと断ってきた彼方
そらるが居た。
その横に、まふまふさんうらたぬきさんとなりの坂田さんがいた。
「ごめん、A。
断れなかったから･･･」
申し訳なさそうに言う96ちゃん。
「っ、入って、皆。」
私たちは私の部屋に入った。奥にはスタジオがある。
皆が座ったとき、私の何と言って良いか全く判らない感情が
押さえきれなくなって、暴力的言葉として出ていった。
「何で彼方が居んの?断ったよね?それもそっちからフル無視してさぁ!」
私はそう言った時には目に涙がたまっていた。
「っ、」
しまった、とでも言いたげに揺れる彼方の瞳。
口がきゅっと横に結ばれて目は悲しそうに細まった。
「何なの?今更ノコノコ来て!断ったんでしょ?」
そう言ってからしまったと思った。
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みく - 私！思い出して！！愛しきそら((( (2019年1月4日 22時) (
レス) id: bf948515ff (このIDを非表示/違反報告)
Ro:A(プロフ) - 月兎さん» ありがとうございます！頑張ります! (2018年10月8日 2時) (レス) id: 10455d95a1 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 主人公さん記憶喪失ですか。そらるさんの思い届いてほしいです。続き凄く気になります。更新頑張ってくださいね。 (2018年10月8日 0時) (レス) id: 77e594bc29 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 - すごい続き気になるううう (2018年9月21日 19時) (レス) id: cc1af6d8b8 (このIDを非表示/違反報告)
ロネ - やぱいです！ナンカスゴイ！そらるさんと病院で会うシーン感情入り過ぎてズキズキしました！更新楽しみです！ (2018年9月17日 4時) (レス) id: 29c66dfcd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：l | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2017年8月2日 1時
