ダイヤのA 成宮鳴の彼女(仮)になったわけで。

ワガママ41 ページ42

『ん？』

食堂に行ってみると白頭が机に突っ伏していた。


『おーい、鳴〜こんなとこで寝てたら風邪ひ…』

鳴「A！？」


『はい…？そうですが。』

鳴「ったくびっくりした〜…お化けみたく話しかけんなよなー！！！」

『はあ！？仮にも彼女に向かってそれはないんじゃ……鳴、泣いた？』

鳴「！？…は？」

『いや、目が腫れてるようn「泣いてねぇよ！！」め、鳴？』

鳴「泣いてなんか、ねぇし。泣く権利も…ねぇよ。」

『…昨日から思ってたけどどーしちゃったのよ。』

最上級生になったからとかってゆう鳴らしい理由で喜ぶ仕草はなかった。


…むしろ、嫌がってるようにみえた。

『今日、青道に行ってきたんだけどさ』

鳴「ﾋﾟｸｯ」

『一也も変な事言ってたし。』

鳴「ど、どんな事だよ…」

『んー俺が海外行くとしたら彼女目線でお前はなんて言う？って感じの事…？』

鳴「……お前、なんて答えたの？」



鳴まで聞くの？



『負けんな、』




なんかあったの？




『お前ならやれる』



『っていうかなって。ゆったけど…なんかあったの？』


鳴「…そうか、そうだよな…お前はそういう奴だもんな。自分の事は我慢して、相手を応援するもんな。あのさ、A俺、メジャーからスカウト来てるんだ。そこで自分の実力試したいんだよ」


『まあ、ぶっちゃけ鳴が海外にってなったら話は別かもだけど(笑)』


「『え？』」


鳴「あ、いや、その…」


『どう、いう事……ﾊｯ!』



鳴「もういいじゃーん！！このまんま15年目も………」



今朝の鳴の違和感



一「…そうだろうな」




考え事してるのかなあって言った時の一也のあの不自然な返し


『ぜん、ぶ…繋がった…なんだ…そっか…』


『鳴、負けんなお前ならやれる。絶対やれるから！！！私の保証ついてんだ！絶対やれるから！！！』


鳴は一瞬表情を曇らせた。けど、私がそう言うと彼は笑顔で


鳴「おうっ！！！」ﾆｺｯ



と言った。



ワガママ生活14年と2日目終了

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