ダイヤのA 成宮鳴の彼女(仮)になったわけで。

ワガママ32 ページ33

『………夢…か…』






．



ワガママ生活13年と28日目



．








久しぶりにこんな夢見たなあ




『お墓参り…行ったからか…』





ふと、スマホに目をやる



『今日は部活行かなくていっか。』



雨だし、あたしが行ってもやること無いだろうし。




亮「独り言多いと禿げるらしいよ？」



『……ぎゃぁぁぁ！！！！！』




亮「うるさいな〜」



バシッ



『いだっ！？な、なんで亮介さんいるんですか！？』




？「さあ、なんででしょう？♪」




声のする方に目をやる






『鳴！？』



なんで…





鳴「…お墓参りに俺も昨日行ったんだよね〜。お世話になったから。そしたら、倒れてるお前を見つけたってわけ」



亮「Aちゃんどーやって家に戻ってきたか覚えてる？？」




そーいわれてみると思い出せない…



『マジでかァァ！！！』



ん？




『鳴、部活は？！』




鳴「あまりにも天気ひどいんで帰れないんだよね。寮に」



外を見ると激しい豪雨だった。


おまけにかみな……




『亮介さん今日一緒に寝ましょう』



鳴「お？Aったらダイターン♡」



バシッ



鳴「いだっ！？」



鳴「嘘だよ〜怖いんだろ？知ってるよ〜ねえ、亮介さん？…って亮介さんは？」



『あれ？さっきまでここに…』



私の部屋を鳴と２人で出て亮介さんを探す。



『亮介さ〜ん…？』



鳴「A」



『へ、返事を〜…』



鳴「オイ」



『りょ…「ゴロゴロ！！！」びぃぃぃぃぃぃぃっっっっ！！！！』



鳴「…ったく。ほら、腕つかまって。探しに行くよ」



『ぁぃぁぃさー…』



亮「はい、Aさんも成宮も…えぇ、こんな豪雨の中車も出せそうに…はい、すみません…はい、失礼します」



『亮介さん！！』


亮「あ、２人とも。丁度よかった」



『「？？？」』



亮「今日、鳴ウチに泊まることになったから」






『「…ハァァァァァァ！？！？」』







私の天敵は雷と虫と鳴です。おわかりですよね、亮介さん…？

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