ダイヤのA 成宮鳴の彼女(仮)になったわけで。

ワガママ 2 ページ4

あ「…どうゆうこと？！」

馬「いや、だからそうゆう事でしょ？」

あ「いやいや、ありえないっつーの！」

馬「そんなありえないアンタを好きなんでしょうよ、成宮は」

なんで？！

だって、出会って一番最初のアイツからの一言は


"おまえ、おとこみてーだな！"


だったんだよ？！


馬「生きてるか」

あ「酸素ボンべ頂戴」

馬「…帰るわ」

あ「ああ！待って！馬渕様！」

さっきからお話してるのは馬渕 咲姫(まぶちさき)

付き合ってる彼氏がいる。


馬「帰っていーい？」

あ「ああ！…ごめリンコ♡」

馬「まじで殴っていーい？」

あ「だって、一也がこーやって謝れば9割方許してくれるって！」

馬「んじゃその1割方だな、私は。アイツも何教えてんだか」


あの後、教室には戻らず屋上で1人頭を冷やしてました。


だって、教室に行けば嫌でもあのバカに会うんだもん。

Aちゃん嫌だわ、そんなの☆←


馬「まあさ、あの成宮があれだけ言うんだから相当だろーけどね〜」

あ「あ！わかった！」


あ「あれは、ストーカーから守ってくれる嘘だったりして！」

ちょっと前までストーカーに悩んでた私。

きっとそれだ！

馬「こりゃ成宮も大変だわ」

ほい、帰るよとカバンを持ち席を立つ馬渕。

あ「えー部活で会うジャーン(´・ω・｀)」

馬「頑張れっ☆」

バイビーと帰る馬渕。

ああ、神様意味がわかりません。






あ「はあ、嫌だな」

いみわかんない、このモヤモヤのまんまアイツに会うのが嫌だー




鳴「A？」









…どうやら今日の私はとことんついていないようで。
一番に会っちゃいました。

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