ダイヤのA 成宮鳴の彼女(仮)になったわけで。

ワガママ24 ページ25

御「はぁ？！それでどーしたんだよ？！つーか告られてそのまんまにするお前もお前だよなー」


『………そのあと鳴が助けに来てくれましたけど、なにか。つーかいちいち腹立つ』


御「旦那もそりゃ焦るよなー」


『旦那だとしても(仮)だからね。(仮)旦那だからね』


あ、この題名にたとえると櫻花Aの旦那(仮)になったわけで。か。逆か。



とかどうでもいい事を考えてると電話越しに一也のうるさい声が聞こえてくる



『ねえ、鼓膜破れるなに』


御「いや、鳴が助けてくれたんだろ？それでその男はどーしたんだよ」


『ふっふっふっ〜明日が楽しみ♪』


御「答えになってねぇよ！」









ワガママ生活13年と26日目







「神崎くん、B組の櫻花さんが呼んでるよ」



神崎「え、あ、ありがとう(ﾆｺｯ」


「う、ううん///」



神崎「それでどこにいるの？」


「校庭にきてほしいって」


神崎「校庭…？」









･






神崎「なっ？！」



手にはスピーカー。




鳴の手には録音機





『すぅー…みなさーん！聞いてくださーい！』



『私は昨日２年Ａ組の神崎直人に襲われましたあー！！』



ゴンっ



『いった？！なにすんの？！鳴！』


鳴「ストレートすぎだわ」


『んーそう？まあ、いーや。それでここで「全校女生徒」を代表して私が仕返しをしまーす！』


神崎「はあ？！」



『神崎直人。女たらし。稲実の大半の女子にテを出した。泣きながら話をしてくれた子もいたわ』

鳴「そしてその話はこの録音機にぜーんぶ入ってる」


『もう何も出来ないわよね神崎直人？』



私は見事にストレートパンチをみぞおちにクリティカルヒットさせた





「すごい…櫻花先輩ってかっこいいね！」



女子からは泣く子も黙る櫻花Aと称され、


男子からは



「……恐妻家櫻花Aだな」




と称された。







『あーもう私一生彼氏も旦那もいらなーいまじ昨日イラついた！！！』


馬「いや、昨日旦那来たからお前助かったんだろ」


『旦那ぁ？誰そふぎっ？！』


ふぎゃ！？ってなに？！(あ、デジャブ)



鳴「お前、もう生徒の中じゃ相当有名人だよな。俺の彼女だし、悪党神崎を倒したし」



『あー！！！そうだよ！なにしてんの私！おい鳴なんで止めなかったんだよ！！』



あ〜私の静かな華のJKライフがぁぁ〜と喚くA


馬渕「そんなもん、とーの昔にないぞーA」



鳴「ったく…」

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