ダイヤのA 成宮鳴の彼女(仮)になったわけで。

ワガママ20 ページ21

「ん…あれ？」

寝てたのかな？


「考えすぎて疲れたのか…」








「…お腹すいた」






ガチャッ



亮「体調はどう？」


「あ、亮介さん」

亮「いやー、それにしてもひどい寝顔」


「へ？」





スマホを見せてくる亮介さん。



「……なっ、なっ、なぁ〜〜！？」


亮「う〜ん、これじゃ嫁入りは遠そうだね〜」


「なんで純情な乙女の！嫁入り前の！部屋に！うわああ！！！」

亮「いや、嫁入り前も何も相手いるの？」

「…まず、まだ高校生ですね、ハイ…」

亮「お腹空いたでしょ?作ったから食べる？」

「うをー！亮介さんの久しぶりの手料理ぃぃー！！」


バタン…



亮「ｸｽｯ…単純なヤツ…。…まあ、2年前より明るくなったのかな」

「りょーすけさあーーん！早く食べましょうよー！！！」


大声で叫んでるAちゃん。


亮「…今行くよ」







.




「と、まあ恋人みたいな生活を3日送ったんだ〜」


馬「ハイハイ」

「亮介さん、優しかったな〜」

馬「ハイハイ」

「もう一回、インフルなりたいなあ〜」

馬「…帰っていい？」

「ああ！待って！馬渕様！」


あれ？前もこんな事あった？デジャブ？


馬「ったく。アンタがノート見せて！馬渕様！とかいうから残ってあげたのにさ？惚気聞かされるとは思ってなかったわ。もう成宮じゃなく亮介さんと結婚したら？」

「うわあーそれだけはいやだー」

馬「ですよねー」


嫌な理由:毒舌すぎる為


「そいや馬渕、バイトは？引き止めちゃったけど…」



帰ろうとしてたとこを、


『馬渕様！おねげーしやすううう！！』


と、下駄箱にて(全校生徒がいる中)言った所ぶん殴られて(当たり前だろ)とりあえず、教室に引きずられた。



……軽く、1時間はお説教された。


馬「今日、休みだったの。帰って寝ようと思ってた。てか、アンタじゃないんだから全校生徒の前で叫ばないでくんな〜い?」

「…ゴメンナサイ。……色々と」

？「ねーえーまーだーあーーー？？」

「…だからいいってば！早く部活行きなよ！んもう！！」

馬「…はぁ〜。なーんでアンタまでいんのよ。…成宮」

鳴「なに？ダメなの？」

馬「オーオーコワイコワーイ」

超ご立腹だーね。
きっとさっきのヤツだな。


馬『成宮じゃなく亮介さんと結婚したら？』


「なに？2人にしか分かんない話して」

馬「え、なに分かんないの？」

鳴「馬渕ぃ〜ダメだよ〜『バカ』だから」

ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ-!!!と鳴。

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