ダイヤのA 成宮鳴の彼女(仮)になったわけで。

ワガママ17 ページ18

「ん？なんか言った？樹」


樹「…いえ！なにも！あ、俺行きますね！」

「あ、ありがとうね！！」

樹「いえ！ではまた部活で！」


ああ、なんていい子なの…


鳴「…Aサン？」



ああ、こっちには悪魔が…


「ハイ、ナンデショウ…」


馬渕「面白くなってきたねぇ〜」

『お前も趣味ワリィな！わざわざテレビ電話するか？』はっはっはっ

馬渕「お前だけには言われたくないんだけど」

『まあまあ、落ち着けって』

『で？Aは気づいてんのか？』

馬渕「…まあ、あの子も2年前に色々あったからそれと重ねてるんじゃない？今の気持ちを。…外野がうるさく言って変に催促させてもダメだと思うよ…私は」

『…ふーん。お前って意外と気が利くんだな。意外と』

馬渕「…切るよ」

『あー！分かった分かった！』


馬渕「まあ、助け舟は出さんこともないけどね。」

『性悪ですな〜』

馬渕「お前さん程ではないよ、____」




「逃げてごめんなさぁぁぁあい！！！！」

鳴「…」


うげ。これは拗ねてる。明らか拗ねてる。

鳴「あの、さぁ」

「はい！なん、で……」

ドサッ


鳴「A！？おい！しっかりしろ！」

あれ、鳴…なに焦ってるの？？








『…A』








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アナタはダレ_______？

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