【おそ松さん】逆トリしてきた六つ子達が私の兄になるそうで。

二十五松 ページ32

チョロ松side

はぁ…どうしよう…


こっちの世界に来て最近やっと慣れてきた

もちろん僕達はこっちの世界でも無職なわけで、とりあえずハローワークには相変わらず通っている

でも、仕事は見つからないわけで…

お金はAちゃんがバイトしてるらしくなんとかなってるけど…

え？そんな設定知らないって？まぁまぁ、そういうことにしといてよ


ｶﾞﾗｶﾞﾗ

『ただいまー』


お、噂をすればなんとやらだ。Aちゃんがバイトから帰ってきた


「おかえりー」

『あれ、チョロ松お兄ちゃんだけ？』

「うん。皆それぞれどっか行ってるよ」

『そっかぁ。残念だねぇ。せっかくアイスを9本貰ったのに((ﾆﾔﾆﾔ』

「ん？どういうこと？というかなんでそんな中途半端な数なの？」

『余り物を貰ってきたから！チョロ松お兄ちゃんよ、これがどういうことかわかるかね？』

「どういうキャラなのそれ…わかんないけど…」

『9本を7人でわけたら2本余るでしょ？そしてその2本を手に入れるために通常なら争いが起きる』

「そうだね」

『しかぁし！！今この家には私たち2人しかいない！ということは、残りの2本は私たちのもの！』

「意外と食い意地張ってるね」

『う、うるさいなぁ///だから今のうちにアイス食べよ？チョロ松お兄ちゃんもアイス好きでしょ？』

「まぁ、好きだけど…」

『じゃあ、決まり！何味がいい？』

「うーん。オレンジかな」

『じゃあ、私はメロン！』


「『いただきまーす！」』


『美味しいね！』

「そうだね」


アイスを食べてるAちゃんって幸せそうだなw

でも、意外とAちゃんも悪いこと考えるよねw

なぜか嬉しそうなAちゃんを見ていると僕まで嬉しくなる気がした


『ん？どうしたのチョロ松お兄ちゃん？

あ、もしかして食べたい？』


やばっ！見すぎた！


「あ、いや、そういうつもりじゃ…」

『いいよ！遠慮しなくて！はい！』


言いながらアイスを僕に突きつけるAちゃん。

わかってるのかなぁ。間接キスってこと…

無自覚って怖いな


「ありがとう…じゃ、遠慮なく…///」


絶対今僕の顔赤いよ///


『どう？美味しいでしょ！』

「うん。美味しいよ」


Aちゃんで味なんてわかんなかったけどね…


『チョロ松お兄ちゃん！チョロ松お兄ちゃんのも頂戴！』

「え、別に良いけど」

『ありがとー！』


純粋か！！

間接キス…しかも二回目…

もうﾀﾋんでもいい…


────────
字数で一回切ります！

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• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
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