5.“独りぼっちの集まり” ページ8
〜カノside〜
____タンッ
無事着地出来た。
相手はまだ驚いている様子。
まあ、ついさっきまで警戒してた奴に助けられたら、誰でもこうなるか。
『……一体、何が目的だ。』
でも信じてはくれない訳ね?!
これで信じてくれたら楽だったのに……!
カ「人を助けるのに、理由は要らないと思うんだ。」
我ながらクサいセリフ。
だけど本当にそう思ったし。
『人は利益のあるものでないと実行しない生き物だろう。
……何故命を危険に晒してまで俺を助けた?
何が目的でこんな事をした。』
カ「…まあ、利益はちゃんとあるよ?
でもこれは多分、僕にとっても君にとっても利益になることだと思う。」
少し、言葉を区切る。向こうは何も言ってこない。
カ「君は、独りぼっちだったりしない?
僕らの集まりは、ちょっとした可笑しな体質を持った、“独りぼっち”の集まりなんだ。
独りは辛くない?
君もおいでよ、何も条件はない。
僕らの“基地”に住んでもいいし、君の家から僕らの所に遊びに来るような形でも構わない。
皆と話したり、任務が出たり。
賑やかな人ばっかりだから、馴染めないんじゃなんて心配もいらない。
…どう?興味持った?」
相手の様子を少し伺う。
カ「……入る気、出た?」
『入りたいと言う程興味はないが
……まあ、少し覗いてみるくらいなら。』
カ「________そうこなくっちゃね。」
僕は、また逃げられないように、しっかりと手を握って帰路についた。
……あ、キド怒ってるかも;;;;
シンタロー君たち来るのに僕が一番遅く着きそうだ。
結局、着いたのはシンタロー君たちが来ると言っていた時間の30分後。
カ「ようこそ、“メカクシ団”へ___________」
ドアの前に立って、彼にそう言った。
覗くだけなんて選択肢は元々無いから、
強制入団の一択だよ?
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赤野@征弥(プロフ) - ナイさん» こちらこそすみません!!この先の先のそのまた先くらいの話を書くためにはちょっといじる必要があって……(´・ω・`) (2015年8月6日 19時) (レス) id: 781b8cc636 (このIDを非表示/違反報告)
ナイ - 訂正します。ちゃんと書いてあったのによんでいませんでした。 スミマセン (2015年8月6日 15時) (レス) id: 919c2dae42 (このIDを非表示/違反報告)
ナイ - 色々設定で気になったのですが、キド カノ セト モモの年齢が違うと思うんですが・・・ 違っていたらすみません。 (2015年8月6日 15時) (レス) id: 919c2dae42 (このIDを非表示/違反報告)
アクア - 更新ありがとうございます!この小説の続きがいつも気になっています! (2014年8月12日 23時) (レス) id: 4dd28a29c5 (このIDを非表示/違反報告)
赤野@征弥.冬樹(プロフ) - ラリィナ♪さん» ありがとうございます♪頑張らせていただきました……!これからもよろしくお願いしますね! (2014年8月11日 18時) (レス) id: e5909147d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美氷空 リリサ | 作者ホームページ:http://なにそれオイシイノ?
作成日時:2014年7月11日 20時