黒フードのあの子の入団【カゲプロ】

17.夜の話 ページ23

〜マリーside〜

そして夜



＊此処から小声です。あと会話文ばっかりです。

マ「ねえA……昔さ、歌歌いたいって言ってたけど、何時から歌い始めたの？」

『確か……マリーと会ってから1年後にはもう歌ってたな。』

マ「そうなの?!じゃあ、その頃からもう有名だったの？」

『いや、、有名にそんな速くは慣れなかったよ。
今は、そこそこ有名になった？かもしれないが。』

マ「A…じゃなくて羽羅は今すごい有名人になってるよ？
皆よく聞いてるし、キドはCD全部買ってるの！」

『そうか？それなら嬉しいな……。』

マ「皆に言わないの……？」

『ああ、、もし、俺の事を周りに言ったとしたら、どうなると思う？』

マ「え、えっと……お、追いかけられるとか……色んな人が此処に来る？」

『多分な……まあ、俺くらいなら其処まで追いかけられる事はないだろうけど、
世の中、どんな奴が居るのかしれたもんじゃないからな。
危なくなるのは俺だけじゃないかもしれない。
ここの団員に被害が及ぶかもしれないし。』

マ「絶対言わないでって言えば良いんじゃないの？皆、ちゃんと約束は守ってくれるから！」

『それでも……もし、何かのはずみでそれらしい事を言ってしまったとしたら、どうする？
今の社会じゃあ、すぐにネットで炎上するかもしれない。
個人情報なんてもの、すぐに調べられるようになってしまった時代だ。
被害が及ぶのも時間の問題になるな。』


淡々と話すAは、前に会った時よりも物知りで、大人っぽかった。

マ「キドは知ってるんだよね？
なら……これは3人の秘密ね！」

『ああ……絶対に言っちゃ駄目だぞ？
仲のいいセトって奴にもw』

マ「ぜ、絶対に言わないもん！
知らない人が来るのは嫌だ……(泣」

『大丈夫だから……言わなければいい話だろ？
もしかしたら俺がボロ出すかもしれないけどな』


他にも、色んな事を話して
やっと眠りについたのは日付けが変わってからだった。







《おいおい……お前等寝不足か？》
《久しぶりにマリーと話して……ついつい》
《まだ話し足りない……》
《ちゃんと寝ないと体に悪いっすよ(苦笑》
《何時ものご主人みたいですねwwもこもこさんもAさんもwww》
《うっせ!!!!!黙ってろ！》

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