9.嘘だろおおぉぉぉぉ?! ページ12
〜キドside〜
『…………』
キ「…………;;;;」
……正直言って、此奴、全然女に見えないんだが?
後ろについて来ているAを見ながら思う。
俺もまあ、容姿で男に思われることは多いが、声聞いたり、あと女だって言ったりすると納得されるが………………
声も男、容姿も男(顔は見えないが)、口調も多分性格も男!
こいつを見てすぐ女だって分かる奴はいない……
Aって、ほ、本当に女なのか……?
キ「……着いた。此処が風呂場だ。」
『此処か…案外広いよな、この家。路地裏にあるのに。』
キ「まあ、色んな奴住んでるし……」
3人で暮らすには結構大きかったが。
『………おい、もうシャワー浴びて来ていいか?
それとも俺が女だって確認してからの方がいいか?』
キ「ん……?あ、ああ、すまないな。
一応、本当に女なのかは知りたいが」
『……………まあ、顔見れば分かるとは思う。
性格も声も違うから信じがたいだろうけど、これは事実だって、受け止めてくれ。』
そう言ってAはフードを取った。
まさか、
よく見る人だなんて思いもしなかったが。
キ「…………ぅ、」
『ん?なんだキド、どうした?』
キ「嘘だろおおおぉぉぉぉ?!?!?!」
俺の叫び声はアジト中に響き渡った。
『……ヤバいな;;』
キ「ど、どうした?」
『リビングにいた奴ら…こっちに来ようとしてるな、多分。』
キ「な……!すまないっ!か、顔隠せるか?」
『ああ……まあ、出来るかな。』
そう言って、Aはパチンッと指を鳴らした。
『これ着けるか……』
キ「?!い、いつの間に?!」
気付いた時には、もうAの手には真っ白な仮面があった。
……というか、なんか不気味だ。
暗い所で見る鬼の仮面とかよりも数倍怖い……なんて考えているうちに
カ「キ、キド?!?!?!どうしたの?!」
キ「カノ?!おま、来るなって言ったのに!」
『……まあ、顔見られてなければ別にいいよ。』
カ「?!?!?!?!」
仮面を被ったAを見て、かなりびっくりしていたが……
キ「……カノ?(黒笑」
カ「え、あ、何?
って、ちょ!ぎゃあああぁぁぁぁ?!」
まあ、約束を破ったということで、シバきたおしておいた。
こうしてカノは天に召されましたとs((カ「待ってまだ死んでない?!」
キ「じゃあもう一回やるか?」
カ「いやもう結構ですいりませんさっきは約束無視してしまい申し訳ありませんでした!!」
そうこうしているうちに、Aはもう、風呂に入っていた。
なんか色々設定(見ないと色々大変かも)→←8.事情については話せない
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赤野@征弥(プロフ) - ナイさん» こちらこそすみません!!この先の先のそのまた先くらいの話を書くためにはちょっといじる必要があって……(´・ω・`) (2015年8月6日 19時) (レス) id: 781b8cc636 (このIDを非表示/違反報告)
ナイ - 訂正します。ちゃんと書いてあったのによんでいませんでした。 スミマセン (2015年8月6日 15時) (レス) id: 919c2dae42 (このIDを非表示/違反報告)
ナイ - 色々設定で気になったのですが、キド カノ セト モモの年齢が違うと思うんですが・・・ 違っていたらすみません。 (2015年8月6日 15時) (レス) id: 919c2dae42 (このIDを非表示/違反報告)
アクア - 更新ありがとうございます!この小説の続きがいつも気になっています! (2014年8月12日 23時) (レス) id: 4dd28a29c5 (このIDを非表示/違反報告)
赤野@征弥.冬樹(プロフ) - ラリィナ♪さん» ありがとうございます♪頑張らせていただきました……!これからもよろしくお願いしますね! (2014年8月11日 18時) (レス) id: e5909147d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美氷空 リリサ | 作者ホームページ:http://なにそれオイシイノ?
作成日時:2014年7月11日 20時