three ページ3
「遅くなった……」
そう九井様が言いながら望月様と入ってくると先程まで席を立って口喧嘩をしていた竜胆様や三途様も自分の席につき大人しく座る
ボスは全員が揃ったのを確認すると鶴蝶様とアイコンタクトをとる
「今回、三途に任していた桐生グループの遊玄関の奴と九井が目をつけてた蒼龍の馨月が梵天の名を使い売国行為を行った」
「その証拠が………」
鶴蝶様はボスからアイコンタクトを受けた後目の前にある大きなスクリーンに桐生グループと蒼龍の人たちを映し次々と説明していった
「今回はいつも以上に裏切り者の人数も多いし特に蒼龍は厄介なヤツが多く集まっている
そこでだ、明日ここの二つが主催の裏パーティーがある。
その時に俺達は全員変装して蒼龍と桐生グループが取り引きをしている所を捕まえて殺す」
鶴蝶様のお話をじっくり聞いたあと皆様は配られた資料を見つめる
そこで声を出したのは三途様であった
「おい!ちょっと待てよ…この作戦はいいがよォなんで俺がブラコン野郎と一緒なんだよ！？」
どうやら組み分けで蘭様と同じになったのが気に入らないらしい
それを言われ蘭様は顔を顰めて向かい側にいる三途様に向かって言い返す
「俺だってお前みたいなヤク中と一緒なんて嫌だわ！！
なんだったら竜胆やAちゃんと一緒がよかったわ〜
鶴蝶、なんでこの組み分けなのか1から説明してもらってもいい？」
二人とも凄い顔で鶴蝶様に詰め寄る
そこにボスが一言入れると二人は先程の行動がうそのようにちいさくなっていた
「A Aは俺の横で九井と一緒にいろ」
「了解しました。ボス」
あれから最後の確認などもなんとか終わり…
今私は場所が変わってスーパーにサングラスをかけた鶴蝶様と九井様と明司様で1週間分の買い出しに来ている
因みに外で様付けは流石に怪しまれるというかおかしいと思われるらしいのでさん付けで呼ぶことになっている
「明司さん明日の朝は皆様なにが良いでしょうか?」
「Aが作るものだったらなんでも食べてくれるんじゃないか」
なんとも1番困る返事がきてしまった……どうしたものかと顎に手を添え悩んでいると明司様が慌てて修正をしてきた
「悩ませるつもりはなかったんだ！だがAが作りやすい料理でいいぞということだ！」
そう言われ私は作りやすい料理を思い出す
何かと皆様忙しいので早く食べれるのがいいだろうから少し明日は小さいがボリューム満点で早く食べれるサンドイッチにすることにした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：NOAH | 作成日時：2021年11月2日 1時
