無口なアイツは・・・何者だ？！【stxxx】

22.続きの続きの続き ページ36

ゆぅるさんからのバトン受け取りました！
凛月柚です。
前回更新出来ませんでした…すみません＞＜


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Aside

いやー、危ない危ない。

アイツに絡まれたらマジで帰れない。

さ「手、いつまで握ってるの…？」

こ「うん…」

えっ、手？

ﾊﾟｯと自分の手見ると、さとみ先輩ところん君の手を握って走っていたらしい。

『あぁ、ごめん』

さ(指細すぎないか？)

こ(指が女の子みたいに細い...)

2人が手を覗き込むように見てくる。

『え、手に何か付いてる…？』

さ「あ、いやぁ」

こ「あの、指細くて綺麗だな〜って」

『あ〜俺、楽器やってっからw』

さ・こ「えっ！？」

『あ〜まぁまぁ、詳細は秘密ってことで。』

『ほら、時間無くなっぞ』

こ「あっ!チョコバナナ！」

『じぁあチョコバナナの方行くか。』

こ「さとみくんもっ！行こっ！」

『さとみ先輩はそれで大丈夫ですか？』

さ「あぁ」


＿＿移動！


『チョコバナナ３つお願いします。』

店員「毎度〜」

『ほら、チョコバナナ』

こ「やった！」

さ「あれ、お金…」

『良いよ、俺の奢りw』

さ「悪い…、今度何か奢るわ…」

『良いよ良いよwじゃあ、今度どっか出かけましょ？』

さ「そんなので良いなら幾らでもするよ。」

『じゃあ決定〜』

こ「ねぇねぇ、時間大丈夫？」

『後３０分位なら回れるよ。』

さ「俺、射的行きたい！」

『良いじゃん、行こうか』

こ「行こ！！」


＿＿移動！



『すみません、射的３人分お願いします。』

店員「お兄さん達カッコいいねぇ…本当は３回だけど、２回ずつまけてあげる〜」

『ありがとうございます。』

『お２人さん、先どうぞ。』

さ「おう、やってやんよ。」

さとみ先輩ところん君が射銃を持つ。



こ「見て！キャラメル取れた!」

さ「俺も〜」

『凄ぇじゃん、じゃ、俺も』

『２人とも、何か欲しいものは？』

こ「あっ、じゃああれ…」

ころん君が指さしたのは水色のヤギの小さな人形。

さっと射銃を構えて狙いを定める。

さ・こ(構え方綺麗…)

ﾊﾞﾝｯ

『お〜、一発ゲット〜』

残り４回。

このまま動物の人形達取るか…




店員「お兄さん達凄く上手だったわ〜、これ、おまけでプレゼント。また来てね？」

『ありがとうございます。』

さ「やべっ、時間！」

『ヤバっ、走るぞ!』

二人の手を引いてひたすら走る。

その姿を、“アイツ”に見られていたのに気付かず…

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