story5 貴方視点 ページ6
次の日目を覚ますといつのまにか日が差し込んでいて昨日はよくわからなかった図書館の中も全て見えるようになっていた
あ「はやく行かなきゃ」
無能力者の私にとって休んでいる暇は一日たりともない
常に追ってくる奴らから場所を特定されないように毎日遠くまで逃げなければならない
幸いなことに能力者、無能力者の判断は見た目ではできないため普通に街を歩いていても周りの人達は気づかないのだ
そして私は図書館のトイレの手洗い場の蛇口を捻り綺麗な水とは言いにくい水をすくい顔を洗う
そして鏡を見て清潔感のない自分が見える
その自分に笑顔で微笑み図書館を出て行く
昨日同様に周囲を警戒しながら歩く
こんなに朝早くからは居ないかもしれないが念のためだ
昨日とは違い人通りの多い商店街のような処を歩いていく
少し顔を上にあげると町中で一番存在感を放つ政府のいるビルが見える
あ(あそこに...)
昨日のメモ書きを思い出しながら心の中でつぶやく
すると前方からサイレンのような音が聞こえてきた
「こちらは世界安全委員会です」
「こちらは世界安全委員会です」
「こちらはせｋ....」
あ「あれって...！」
先程から同じ言葉を繰り返している監視ロボットは一人の女性の前で動きを止める
そして私は路地裏の影に隠れてそこから様子を見る
女性は緊張しているのかわからないが足がガタガタと震えていた
「無能力者発見 無能力者発見
直ちに排除いたします」
ロボットがそう言った瞬間、レーザーのようなものが女性を包みこみ女性のまるで地獄で苦しんでいるかのような叫びが聞こえた
そしてそのレーザーの光が消えたと同時に、女性の姿はもうなかった
「排除完了 排除完了」
そう言ってまたロボットは進みだした
あまりの恐ろしさに私は後ずさりする
しかし、そんな私がばかだった....
いや、
運が悪かったのだ
お「可愛い子みっけ〜♪」
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雷華(プロフ) - 綾菜＊さん» ドハマリしてもらえて嬉しいです！頑張ります！ (2016年5月9日 6時) (
レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 来夢音*さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 長男様LOVEさん» 読みやすいって言ってもらえて凄く嬉しいです！ありがとうございます！ (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 大魔王 閻魔★さん» 書いてから思いました笑 (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 瑠璃うさぎさん» そう言っていただけ嬉しいです！ありがとうございます！ (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雷華 | 作成日時：2016年4月29日 9時
