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No.53 一日目終了 ページ6

「ごめんって。」

「美門っ!お前だけは絶対許さんっ!」

「だからごめんって〜」

「それ本気で謝ってんのか!?」

「そっちこそ、何本気で怒ってんの?もしかして怖かったの!?」

「断固違うっ!」


さっきから翼と若武の喧嘩が止まらない。

はぁ、上杉君とでもこっちは呆れるってのに、翼とも喧嘩して・・・・

いい加減にしなよ、まぁ、どっちもどっちだけど。


「でもさぁ、そんなこと言ってるけど、さっきすごい悲鳴が聞こえたような。」

「だーかーら!あれは上杉だ!」

「俺は違う。恥を擦り付けるな。」

「はぁ!?」


あー、もう・・・・

「アイツらは放っといて行こう。」

賛成。

黒木君の提案により、若武、上杉君、翼を抜く私たちはスタスタとホテルに戻って行った。

「おい、待て!!!」

何て声が後ろから聞こえたけど、もちろん無視して歩いて行った。

もうあの人達の喧嘩には付き合ってられないからね。





そして修学旅行の一日目がもう間もまなく終わろうとしている。

つまり、寝るっていうこと。

皆、起きて話をしてるって言ってたけど・・・

歯磨きを済ませ、布団を敷いて、明日の準備も完了!

「じゃ、寝るぞー」

さぁて、私は明日に備えてぐっすりと・・・

って!マリンっ!

「マリン、マリン!」

「何だよ、でかい声出すな。先生にバレたらどーすんだ。」

「あ、ごめん。じゃなくて、告白どーするの?」

「え?あ・・・・」

つい、修学旅行をエンジョイしすぎて忘れるところだった。

危ない、危ない。

「んー、やめようかな。今は女子の皆で話したいし。それに、明日だってチャンスはあるし。大丈夫。彩が心配することはないって。上手くやるからさ。」

そう言ってマリンは私の頭を軽く小突く。

そして女子トークに混ざる。

本当に・・・・平気なのかな・・・・・


あ、待って。

ちょっと・・・・眠気が・・・・・・・


「あ、おい、彩?あーやー?おーい。ちょ、彩、マジ?寝ちゃったよ。コイツ、やっぱり真面目すぎるわ。」

そんな声が薄らと聞えた。


気が付けば、私はぐっすりとね眠っていたらしい。

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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , 小学生 , 後編   
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愛莉 - 続きがすごく気になります!! (2月2日 15時) (レス) @page32 id: abf6832c1a (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 続きみたいです! (2020年5月14日 14時) (レス) id: 9ecc4550ca (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はい、頑張ってください!応援してます! (2019年3月29日 18時) (レス) id: 8df2bc3d9f (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 彩さん» ありがとうございます!大好きだなんて言ってくれて嬉しいです。更新頑張ります! (2019年3月29日 18時) (レス) id: 75ace9b1e5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - このお話大好きです!、これからも頑張ってください! (2019年3月29日 17時) (レス) id: 8df2bc3d9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葉月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mirukuzery/  
作成日時:2019年3月10日 19時

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