37話 ページ38
敬人「静かに。資料を配る」
2人で手分けして資料を配る
何人かには顔をジロジロ見られた。そんなに私が働いてるのが珍しいのか
敬人「前にざっくりと話したのと内容は特に変わらない。あと、出たくないユニットはプロデューサーに言っとくこと」
蓮巳先輩は端っこにいる私に前に来いと首で指示する
急いで隣に行くと何か一言と言われた
そんなのないと首を振る
敬人「せっかくのチャンスなのにな」
蓮巳先輩の笑みは少し嘲笑したような笑みだった
...信頼を取り戻すような一言を言えば良いんでしょ
いや一言じゃ足りない
_____ここでスピーチしてやる
『始めに、聞きたくない人は帰っていいですよ。でも帰った人は私に負けたという事にしときますね』
私が前に立ってから嫌な顔をしていた何人かが真顔になる
誰も立たなかった。負けず嫌いが多いな
『私たちプロデューサーは私情を挟んだ生徒同士での教え合い、審査の仕方はしません。プロデューサー側は正々堂々とプロデューサーとユニットで接し、公平なプロデュースをしていきます。
つまりユニット側も決して私情を挟まないでいただきたい。これは私のためではなくS1に本当にふさわしいユニットを選ぶためです。
もし私情を挟みたいのならば、不参加の方が身のためでしょう。私なんかのプロデュースを受ける事になる羽目に...ね。
全体を通して何か質問はありますか？』
誰も動かなかった
みんなの様子を確認した蓮巳先輩が解散というとみんながそれぞれ帰り始めた
私も用事があるんだ。早く行かないと
サブ1「俺ら出ないわ」
『...本当に？結構人気あるんじゃないの？」
サブ1「落ちる気しかないし、それに私情を挟みそうだしな」
ちゃんと私の話を聞いてくれたようだ
それにしても勿体無い気はするけどな。そんなに私のプロデュースが嫌なのか
メモ用紙にユニットの名前を書き、私は急いで講堂を出た
…………
零「嬢ちゃんが見ないうちにたくましくなって...何をしたんじゃ、蓮巳くん？」
敬人「俺は何も。(人2)は自分に向き合うのが
上手いからひとりでに成長していく。俺は足りない部分を指摘しただけだ」
零「...ほぉう」
朔間 零は興味のある顔をして
蓮巳 敬人は安心しきった顔をして
講堂を去っていく(人2)の姿を見ていた
__________________________________
ここから遅ければ9月まで更新できません！すみません...
誤字・脱字は見つけ次第報告お願いします
夏休み楽しんでくださいね！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 833人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
どんぐり拾いたい(プロフ) - ちぃさん» 凪砂ですね…訂正しました！すみません…教えてくれてありがとうございます！ (2019年10月30日 7時) (
レス) id: 58d6871c3e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 凪沙ってなっているんですけど、多分、凪砂では無いでしょうか…？ (2019年10月30日 1時) (レス) id: e94fd079ce (このIDを非表示/違反報告)
どんぐり拾いたい(プロフ) - わさまんさん» コメントありがとうございます！『とても好き』とか初めて言われました…すごく嬉しいです…本当にありがとうございます！ (2019年6月22日 23時) (レス) id: 58d6871c3e (このIDを非表示/違反報告)
わさまん(プロフ) - 初コメ失礼します、この作品とても好きです！！ゆっくりでも構わないので更新待ってます。応援してます！ (2019年6月17日 4時) (レス) id: 8f7fd3a04c (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - 凪沙...カッコ良かったよ笑シリアス雰囲気壊してくれてありがとうw決して浮気ではないけど、お前も可愛いなあ〜！ﾜｼﾜｼ (2019年5月31日 23時) (レス) id: 3bb4ad65c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：どんぐり拾いたい | 作成日時：2019年5月2日 12時
