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第103話🦇運命のチーム分け ページ8

*ミラ side*

ついに、処刑玉砲当日がやって来た。

ブルシェンコ先生からルール説明を受け、早速チーム分けがされる。

シャオロンとゾムがAチーム、アタシとウツとトントンがBチームだ。

「あはっ…嬉しいなぁ、豪速球マンと脅威の爆弾魔が敵チームになってくれて……♪」

「へっ、それはこっちのセリフや」

「俺も嬉しいで!! お前とやり合えるなんてよッ……!!」

テンションの上がるアタシたちとは裏腹に、Bチームの面々は顔を青ざめさせる。

「ゲッ!! マジかよ最悪だ…飛行試験(レース)1位のシャオロンと“這い寄る脅威(カオス・クリーパー)”ゾムが、どっちも敵チームにいるなんて……!!」

「かかってこいぜ!!」と挑発的に煽ってくるシャオロンにふっと笑みをこぼし、アタシはチームメイトたちに声をかける。

「そないに怯えることあらへんよ。こっちには、クラス内最高位階(ランク)であり大天才のこのミラ様がおるんやで? それに、シャオロンと同じ“2(ベト)”のトントンもおるしな」

「お、おぉ……! 確かにそうだ!」

「頼むぞ2人とも!」

チームメイトに囲まれるアタシとトントンに、ウツが口を開く。

「せやぞ! それに……この僕もおるしな」

ウツ……めっっちゃキメてるとこ悪いけど、チームメイトの顔とんでもなく冷めてはるんよww

これはもう今までの行いの積み重ねですなぁw

けどまぁ、戦力的な意味では全くもって期待してへんけど……面白さっていう観点では、アタシはアンタにバリ期待しとるからね。

「しっかり魅せてな? ウツ」

キメ顔の彼に聞かれぬよう、アタシはこっそりと呟いて口角を上げるのだった。

第104話🦇レッツ☆ダンス→←第102話🦇Shall We DDR?



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空文 晴霧(プロフ) - かりんとうさん» ありがとうございます!! 悪周期、いずれ書きたいとは思ってるんですよね…!! 展開的にかなーーーり先の話になるかもしれませんが、いつか実現させたいと思います( *´꒳`* ) (2022年6月27日 20時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - とてもおもしろかったです!少し図々しいですが私はミラちゃんの悪周期が見てみたいです!ホントに図々しいですがよろしくお願いします!!更新頑張って下さい!楽しみに待っています!! (2022年6月27日 20時) (レス) id: 58b8eec53b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年5月31日 13時

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