第592話🦇絆し上手の悪魔さん ページ20
*ピクト side*
クイズ対決を挑んできたウツくんを返り討ちにし、俺はなんとか無事に企画を成功させることができた。
「ハァ〜〜〜〜、終わったァ〜〜〜。いや、ヒト前であのテンション出すのキッッッツ……!」
「お疲れ様でーす! ピクト先輩って、素はそんな感じなんですね?」
「どわッ!?!? ビックリしたァ!!;;;」
誰も居ないと思っていたのに声をかけられてビクッと顔を向けると、なぜかミラさんが俺の使い魔と共に後片付けを手伝っていた。
「……って、なんで君が片付けしてんの!?」
「そりゃあ、楽しい楽しいクイズ大会のお礼に決まってるやないですか〜! 特に、さっきのウツとのクイズ対決とか……超おもろかったですw」
「見てくださいコレ」と笑いながらミラさんが見せてきたス魔ホ画面には、俺とのクイズ対決でボロボロに負けるウツくんの写真が。
「き、君さぁ……ホントに旧・我々
恐る恐る確認すると、ミラさんはケラケラと愉快そうに笑って答えた。
「だってアタシ、“楽しいこと”に目がないですもん! ピクト先輩の企画、めっちゃ楽しかったです!! 次も楽しみにしてますねッ!」
無邪気な笑みでそんなことを言われ、一瞬
「ず、随分と余裕だね? そんな調子だと、いずれ
「そうですねぇ……もし今の我々
ニッコリと容赦無いことを告げる彼女を、本能的に恐ろしく思ってしまう。
冗談じゃない……こんな気まぐれ悪魔、俺の手に負えるわけないじゃん。いくら強い悪魔だからって、さすがに同じ組織には来られたくない……;;
「ていうか、あのチャラチャラテンションって演技なんです? なんか、すごい疲れてるみたいでしたけど……」
「え゛ッ!? そ、それはその〜……」
慌てて誤魔化そうとした、その時だった。
「たのも〜〜〜〜!!」
―――旧・我々
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空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» そうなんですよ、まだ彼の“本当に選んだ道”を知らないんですよね彼女は…! ぜひ楽しみにしててください(*´∀`*) (2022年12月29日 2時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» 最高の褒め言葉ですありがとうございます…!! うちの子を好きになってもらえて何よりです(*´ー`*) マイペースな更新にはなりますが、応援よろしくお願いします! (2022年12月29日 2時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - グッ、、やべえ、この後が楽しみすぎるッ!!きっとだけど、ミラさんはciの本当を知らないと思うけど、あれを知ったらどうなるんだろうか、、、めっちゃ、ゾクゾクしてきた!!!ほんと大好きです!更新無理せず頑張ってください!! (2022年12月28日 21時) (レス) @page47 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
白黒ぐも。(プロフ) - 気持ち悪いくらい読みやすくて素敵な小説……!!そしてミラちゃんが魅力的……!!応援させていただきますッッ(吐血) (2022年12月22日 15時) (レス) @page35 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 瀬羅さん» 今後もうちの子は、どんどんいろんなキャラを堕としていくことでしょう…楽しみにしてください( *¯ ꒳¯*) (2022年12月20日 0時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年12月3日 19時