純愛２５ ページ29
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＊放課後
(今日は部活に行けるといいな…)
生徒会室に行く渡り廊下から見えるグラウンドを覗くと、皆が準備運動をしているのが見える
生徒会長としての仕事はこなしているつもりだけど
マネージャーとしての仕事は、未だに全くと言っていいほどこなせていない
部員も多いし大変だと思うから、マネージャーとしての仕事と両立しなきゃな。
｢失礼します。…鬼道先輩は部活かぁ｣
無駄に広い生徒会室に入り、誰もいないことを確認すると
鬼道先輩が先に部活に行ってから来る、と言っていたことを思い出した
｢…いやいや！寂しいなんて思ってないからね！うん！｣
そう自分に言い聞かせて、朝の続きをすることにした
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(………あれ)
はっと顔を上げると、窓から見える空は綺麗な茜色に染まっていた
ちょっと、待ってください。
＿＿＿＿状況が、呑み込めないんですが。
(もしかして私、寝て………)
｢少しは休めたか？｣
｢ひゃあっ！…えっ、鬼道先輩！？｣
｢………。驚きすぎだ｣
もう夕方だと察して身体を起こそうとする前に、左耳元で声が聞こえて反射的に肩がびくっと揺れる
それに鬼道先輩が左手を生徒会長机に置いて体重を掛けているせいか、物凄く距離が近い
先輩がいるってことは、もうとっくに部活も終わっている時間………
(やばい、今絶対変な声出た……っ)
しかも鬼道先輩だとは思わずに、間抜けた声が出てしまった
普通に聞かれたよね……恥ずかしい…………
でも、こんな至近距離で言う鬼道先輩も悪いよ
｢あの、私いつから……｣
｢こっちの台詞だ。仕事をせずに何をしていたんだ？｣
｢ひっ……ごめんなさい……｣
｢＿＿生徒会長として頂けないな｣
鬼道先輩はさっきと同じ体勢のまま、体重を掛けている左手を私の座っている椅子に置いて
｢！？……あ、の…せんぱ｣
｢説教だな｣
唐突に距離が近づいてパニックになる私をよそに
にやり、と口角を上げてそう言った
続く (更新停止中)
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うさぎ(プロフ) - 初めまして うさぎともうします。作品とても良かったです！もしよろしければまた更新してくれませんか？続き気になります！お願いします！ (2021年12月12日 22時) (
レス) @page29 id: a8cf73126b (このIDを非表示/違反報告)
みろさと(プロフ) - ゆっかりんさん» ありがとうございます！可愛くかけていますかね？|ω･`)頑張ります(泣) (2019年10月6日 12時) (レス) id: e525b03525 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっかりん - このお話の夢主さんめっちゃ好き！！このお話自体も大好きなので、更新頑張ってください(≧∇≦)応援してます！！ (2019年10月6日 0時) (レス) id: ae7ac3265c (このIDを非表示/違反報告)
みろさと(プロフ) - 優さん» ありがとうございます…！励みになります(泣) (2019年6月29日 22時) (レス) id: e525b03525 (このIDを非表示/違反報告)
優 - めちゃくちゃおもしろい！ 投稿ファイト！ (2019年6月29日 3時) (レス) id: 2408924f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みろさと | 作成日時：2019年5月20日 19時
