純愛、してみるか？【鬼道有人】

純愛１５ ページ18

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｢はぁ……昨日夏未が言っていただろう｣




｢いや〜でもさ！名前までは覚えてなかったっていうか〜〜………｣












あはは、と笑う円堂先輩に、一喝する鬼道先輩




見慣れた光景なのだろうか、春奈ちゃんは苦笑しているし、豪炎寺先輩もため息をついている








というか、豪炎寺修也って、本物だよね………




雷門でも、というより世界からも注目されていたエースストライカーと一緒に部活ができるなんて、なんというか＿＿＿＿＿＿


















｢……上条？｣




｢はいっ！？｣




｢ボーッとしてたけど大丈夫？｣




｢いや、あの、えっと………｣












完全に上の空だった私を見やり、くつくつと笑う鬼道先輩




恥ずかしくなりつつも、鬼道先輩も普通に笑うんだ……などという漠然としたことを考えていたら、円堂先輩が口を開いた













｢豪炎寺だろ！新しく入ってきたヤツとか部活見学きたヤツは皆固まるよな〜｣




｢そうだな。そのまま部に入ってくれれば尚有難いんだが｣




｢おい。俺は客寄せじゃないからな？｣













そう言って笑い合う3人




試合見てても伝わってはきていたけれど………信頼し合ってる仲間って感じで、少しだけ羨ましくなる




豪炎寺先輩も鬼道先輩となんとなく同じ雰囲気で、クールだけど凄く優しそう




マネージャーを受け持ったことはないけれど、なんだか大丈夫そうだ、と改めて思った









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｢では、簡単な自己紹介をお願いね｣




｢はい。新入生の上条Aです。えっと……夏未さんがいない間、皆さんのマネージャーを務めさせていただきます。｣










………その後の初めの挨拶は緊張したけど



皆よろしくな！とか、これならよろしくっす！とか声をかけてくれて嬉しかった

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