百八十八話 ページ39
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眼が覚めると、
見慣れたはずの見慣れない天井。
少しだけ、混乱した後、
自分の城に戻ってきた事を理解して、妙な気持ちになった。
この数ヶ月間が、まるで夢のように感じられて。
何故だか無性にジョングクに会いたくなって、着替えを済ませ、部屋を出る。
彼の家を覗いてみたけれど、姿が無かったので城内を探し回る。
だけど、いくら探しても彼の姿は見当たらなくて。
おかしいな、私、
ジョングクを見つけるのは得意だったはずなのに。
『あ、ジミン！』
JM「姫様。おはようございます。」
『おはよう。
ねぇ、ジョングク知らない？
どこを探してもいなくて。』
JM「…、」
『…ジミン…？』
尋ねた私から顔を背けたジミンに、違和感を覚える。
JM「姫様、ジョングクは…」
『あ、わかった。
リンと遠乗り？
ずるいなぁ、私も誘ってくれたらよかったのに。』
JM「姫様…」
答えを聞くのが怖くて、ジミンの言葉を遮った私に、彼は今にも泣きそうな表情を見せる。
JM「いいえ。ジョングクは…
ジョングクは、城を出ました。」
『…っ、』
JM「もう、あいつはここに帰ってきません。」
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d2y - 色々な作品を物色し見てはこの作品に戻り、、を繰り返し４周しました！とてもとても素敵な作品で、大好きです！もちろんbtsは最高ですが彼ら抜きでも良いと感じられる物語でした。ミロ様、いつも楽しい時間をありがとうございます！これからもずっと応援してます！ (1月11日 12時) (
レス) @page50 id: 9d014a95bc (このIDを非表示/違反報告)
はんだごて - 少し間を空けて２周しましたが、何度でも読みたい作品でした！！本当にお金出して見たくてせめてWiFi切りました！！！形に残してほしいほど貴方には才能があると思います。とても素敵な作品をありがとうございます！ずっとずっと応援してます無理なさらずご自愛ください (2022年9月15日 12時) (レス) @page50 id: 95ed82d62c (このIDを非表示/違反報告)
ソヨン - もう大好き過ぎます(；ω；)今回もたっぷり泣かせてもらいました！ (2022年4月13日 16時) (レス) @page50 id: bd4a77815f (このIDを非表示/違反報告)
あられ - めっちゃ泣いた。ありがとう。 (2022年2月20日 18時) (レス) @page50 id: 99b69b2f94 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃもち - ジミンちゃんが切なすぎます。。。。涙が。。。。素敵なお話でした👏🏻💫 (2021年12月24日 16時) (レス) @page50 id: 2a9c6ecc5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年8月17日 22時
