201話 ページ5
皆がフィールドに散らばると角間くんの実況で試合は始まった
吹雪からスタートして、早速ヒロトが前線を駆け抜けるも、鬼道の指示によって虎丸と闇野が向かってくる
それを見た彼は染岡にパスをまわして、事なきを得る
マークに来た不動の隙を見て抜けた彼は油断していたのか、雷門一の俊足、風丸のスライディングを躱しきれずボールを取られる
｢鬼道!｣
佐久間がパスをカットしようと向かうも飛んでトラップした鬼道はエースストライカーである豪炎寺にパスを回す
自分の優れた体格を活かして前を塞ぐ土方が前に体を動かした時、生まれた足の隙間にボールを通して切り抜けたら邪魔者はいない
｢行くぞ、円堂!｣
｢来い!｣
炎を纏う
｢ファイアトルネード改!｣
｢真 ゴッドハンド!｣
全ての原点とも言える技が衝突する
2人ともパワーアップを遂げている
これに歓声が巻き起こり、場の雰囲気は盛り上がる
｢さぁ、反撃だ!｣
円堂の声で私たちのチームは攻め上がる
ヒロトがマックスからのパスをトラップし、奪われる前に吹雪に繋げる
木暮と栗松がマークに着いた時、一瞬でアイコンタクトを取った染岡に託すと青い龍が姿を現した
｢ワイバーンクラッシュV2!｣
｢ムゲン･ザ･ハンドG4!｣
やっぱりみんな腕を上げてるなぁ!
｢鬼道さん!｣
走る鬼道に、吹雪と武方勝が前に出てはそう簡単に突破できない
｢こっちだ!｣
｢行かせるかァｯ!｣
不動がボールを持つと、対抗心を燃やしまくった佐久間がボールを弾いて染岡に繋ぐ
｢どうだｯ!｣
｢その程度でイキるなよ｣
｢油断するな不動!｣
｢これは勝つための試合じゃねぇ。決めるところだけ決めればいいのさ｣
｢なんだと!?｣
やっぱりというか、真帝国の事件があったとはいえ、仲悪いなぁ。出れると決まったわけじゃないけど、これじゃFFIも不安になる
ヒロトは木暮を突破すると、栗松が追いつく前に星を撃つ
｢流星ブレード!｣
エネルギー同士の小さな衝突を繰り返しながら流れる星はゴールギリギリを狙って立向居くんを出し抜いた
す、すごー!
｢木暮、風丸、もっと前に来い!｣
｢いいから前に出ろ!｣
不動の指示に訝しげにお互いが顔を見合わせるも、言われた通りに前へ進むと鬼道の声があがる
｢隙あり!みたいな!｣
｢来たな…!｣
ゴール前がスカスカの様子を見て突っ走る武方勝を丁度いいカモが来たというように歪に笑う
｢バックトルネードｯ!!｣
ﾋﾟﾋﾟｰ!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 96人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
染岡さんの愉快な仲間たち(プロフ) - 調味料さん» ごめんなさい、勘違いだったらごめんなさい。210話の事件から地面になってます (2020年7月5日 12時) (
レス) id: 972de952e4 (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - ありがとうございます!主ちゃんの実力はこういった努力の賜物が多いですね。これからも頑張ります! (2020年4月1日 16時) (レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 続編おめでとうございます！お話がとっても好きで何時も見させてもらっています！これからも体調などに気を付けて自分のペースで更新頑張ってください！応援してます！…冬花ちゃんに惚けたり通学中に頑張ったりするとか主ちゃん可愛いかよ() (2020年3月31日 22時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2020年3月30日 0時) (レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - 続編おめでとうございます！エイリア学園編おもしろかったです！FFI編も楽しみにしています！これからも更新頑張って下さい！ (2020年3月28日 20時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：調味料 | 作成日時：2020年3月28日 18時
