未来予報士現実主義者の恋物語【シンタロー】

第８話 ページ10

Aside

あたしは気を紛らわすためにソファーで雑誌を読んでいた。

カノ「Aー♪」

A「うわ、カノ何！？」

いきなりカノに抱きつかれた。

びっくりした///

カノ「んー？Aが可愛かったからつい♪」

なんだこの小動物みたいなのは。

可愛いなぁ、おい。

カノ「ねぇ、A。

僕のこと、好き？」

後ろから抱きつかれたまま耳元で囁かれる。

緊張するっ…！！

A「は、はぁっ！？/////

ま、まぁカノはあたしをここに連れてきてくれたし…。

その…友達、かな。」

カノ「じゃあ恋愛感情としては？」

何こいつ←

頭逝ったか。そうか。←

てか、なんて答えればいいの？

まぁいいか。

A「別に、嫌いじゃないよ？」

カノ「そっか。

じゃあ可能性はあるんだね。(ﾎﾞｿｯ」

A「ごめんカノ、聞こえなかっ───。」

キド「Aーーー！

ちょっと来てくれーーーー！！」

A「は、はーい！

ごめんカノ、また後で！」

ナイス、キド。

あのままじゃなんかやられそうだし…。

あとで特注品のトリートメント買ってあげよう。

うん。そうしよう。

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