未来予報士現実主義者の恋物語【シンタロー】

第５話 ページ7

マリー「よし、これでOKだよ！」

セト「ありがとうっす…。」

現在、マリーがセトの手首に湿布を貼って、包帯を巻き終わったところ。

ヒビヤ「本当に当たるんだね…。」

キド「あぁ…。怖いな…。」

いや、そんな目で見ないでよw

あたし悪くないしさ？

モモがやってって言ったのね？

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まぁ、いいか。

A「セト、大丈夫？」

セト「平気っす…。」

…セト、涙目だよ。

マリー「あぁっ、セト泣かないでよぅ！」

セト「ぐすっ…泣いてないっすよ…。」

カノ「便利な能力だね〜。

僕の未来、読めないの？？

…なーんて。」

A「いいよ、見てあげる。」

カノは少し驚いた表情をした。

まぁ、やってやるか…。

えーと…。

これはカノだね。

ん？公園に入って…。

カノが…ナイフで刺されてる…！

カノは倒れて…。誰にも気づかれない…。

A「カノ…。今日出かける予定は？」

カノ「んー？後でキドに頼まれた夕飯の買い出し行くけど…。」

A「ほ、他は？」




カノ「帰り道、公園に寄ろうと思ってる。」




A「公園…やっぱり！

カノ、帰り道公園行かないで！

知らない人に刺し殺される！」

A以外「ええっ！？」

A「行かないで…。」

カノ「わかった。」

そう言うと、カノは出かけてしまった。

３０分後。

カノ「ただいま〜！」

キド「どうやら無事のようだな。」

エネ「…み、皆さん！

これ見てください！」

エネの言われたとおりテレビに目を移すと、

『速報です。

今日、○○県の××市公園で、殺人事件がありました。

近所にお住まいの方は充分に警戒してください…』

当たっちゃった。

カノ「あ、危なかった…。」

コノハ「本当に良かった…。」




あたしはカノを救ったのだ。

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