未来予報士現実主義者の恋物語【シンタロー】

第３９話 ページ41

モモside

マリー「あ、モモちゃん！

さっきから、A探してるんだけど、どこにいるか知ってる？」

マリーちゃんが、小走りでこっちに寄ってくる。

モモ「あー、A？

Aなら、なんかおじいちゃんが倒れて、団長さんと病院にいったよ。

あと、リンゴ、食べて良いって。」

マリー「本当！？

わぁ〜、うさぎリンゴだ〜！」

可愛いなぁ〜。

見ててすごく癒される。

セト「キサラギさーん、キド知らないっすか？

１０時からバイトで弁当を作って欲しくて…。」

カノ「キサラギちゃん！

ねーねー、キド探してるんだよー。

どこにいるか知らない？」

シンタロー「おい、モモ…！

A知らないか！？」

うっさいな…男子軍は…。

マリーちゃんみたいになれないのか？←

モモ「だーかーらー！

Aさんのおじいちゃんが倒れてしまって、団長さんと病院に行ってるんです！

お弁当、用事、その他もろもろは、なんとかしてください…！」

セト「弁当…←」

カノ「おお、セトよ…。

お弁当、僕が作ってあげる…。」

みんな、団長さんやAのこと大切にしてるんだな…。

愛されてていいなぁ…。

今頃２人、何やってるんだろう。

私はそんなことを考えながら、リンゴを１つ、手に取るのだった。

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