未来予報士現実主義者の恋物語【シンタロー】

第１６話 ページ18

Aside

な、なんだったの？

いきなり現れて、いきなり消えて…。

また心臓がバクバクしてる。

あんな、非現実な…！

ヒビヤ「何やってんの？」

A「ヒイィィイィイイ！？」

ヒビヤ「いや、そんな驚かなくても…。」

A「びびっくりしてぁ〜！←」

ヒビヤ「…は？」

A「噛んだんだよ！」

ヒビヤ「てか、こんな廊下に１人で何やってんの？

さっきもう１人いなかった？」

…！

クロハのこと、バレる！

てか、クロハの存在は言った方がいいの…？

いや、やめとこう。

A「別に、いなかったよ？？」

よし、平常心を保ててる。

ヒビヤ「ふーん…。

で、何やってんの？(３回目)」

A「ちょっと悩んでることがあって…。」

ヒビヤ「ふーん…。」

クソ、このガキ、あたしのこと舐めてんな？

いつか覚えてろよ…ハゲにしてやる…。←

ヒビヤ「あ、そうそう。

ご飯できたって。」

A「うそ！？

やだ、待たせちゃってるかな…！？」

ヒビヤ「あー、平気だよ多分。

なんか、おじ…シンタローが行方不明で、

おば…うs…モモが探しに行ってる。」

A「あとでモモに謝ろうね？」

そんなことより、シンタロー…。

あたしが冷たい態度とったから？

だから出て行っちゃったの…？

嫌だ…なんで…。

いくら最低最悪ヒキニートでも仲間は仲間。

心配くらいするよ。

ヒビヤ「A、泣いてるの…？」

ヒビヤの言葉で、あたしの目からは涙が零れていることに気づいた。

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