貴方の傍に....... ページ16
帰ろうとする一星を紅蘭は引き止める
貴｢一星君、今日はここで寝て行きなさい。｣
一｢え、えっ.......！？｣
紅蘭の誤解を招くような言葉に一星は顔を赤らめ、戸惑いを見せる。
だが、紅蘭は至って真剣に一星を見つめ、自分の膝をポンポンと叩きながら彼を呼ぶ
貴｢ほら、おいで。今日は貴方の傍にいてあげるわ｣
一｢い、いやでも.......！Aさんはどこで寝るんですか.......！｣
貴｢一星君に膝枕したまま寝るわ、だからほらおいで。今日は私に甘えて欲しいな｣
記憶を取り戻した紅蘭にとって、一星は世界は違うと言えども 残ったたった1人の家族。
前の世界で弟も親も失った紅蘭は 今目の前にいる弟を大切に、いっぱい愛情を注ぎたい。そう思っているのだ。
そしてもう1つの理由は、今壊れそうな彼を1人にしてはいけない。彼の�狆祿沖瓩飽�影響を及ぼすかもしれないと思い、今夜は一星の傍にいることにしたのだ。
だが、一星はそんな彼女の思いを知らず 顔を赤らめたまま 自分の頭を紅蘭の膝に委ね、ベッドに寝そべる。
一｢お、お邪魔します.......｣
緊張でカチカチに固まって自分の膝に頭を置く一星に、紅蘭は布団を掛け、リラックスできるように彼の頭を撫で始める。
貴｢.......もう寝なさい。大丈夫、ずっと傍にいてあげるから、安心しておやすみ....｣
一｢.......A.......さ.......ん｣
彼女の頭を撫でる優しい手つきに一星はだんだん緊張がほぐれ、しばらくするとスースーと寝息を立て始めた。
そんな中、紅蘭は自分の膝で眠る彼を眺め
貴｢.......これからはお姉ちゃんがずっと傍にいてあげるわね.......。だから�狃辞瓠△發Δいい里茵↓犖��瓩六笋�守るから....貴方はもう休んで.......。｣
そう呟いた後、目を閉じ
座ったまま寝るのであった。
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Asaid
翌朝、私は一星君の焦った声で目を覚ました。
一｢Aさん.......！起きてください！Aさんっ！｣
普段なら朝は得意な筈なのに、何故か頭がボーとする。
しかも身体が熱い
貴｢...一........星....君..........？｣
一｢っ！良かった.......！今すぐ薬を持ってきます.....！｣
薬？なんの.....？
慌てて部屋を出ようとする一星君に訳が分からず彼の腕を掴み、引き止めようとしたが、、
貴｢っ.......｣
おかしい.......身体に力が入らない.......
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みい - 続きが楽しみです (5月14日 23時) (
レス) @page47 id: 3f138333af (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - この話しすごく好きです。よかったら続きを書いてください (2022年3月30日 16時) (レス) @page11 id: 74fd1d89f9 (このIDを非表示/違反報告)
ルノシ - 続き楽しみです。絵も上手だし、むっちゃ面白いし、最高です。 (2022年3月25日 13時) (レス) @page47 id: 682bf16234 (このIDを非表示/違反報告)
あかや(プロフ) - 辺銀さん、今でも戻ってきて読み返してるぐらい大好きな作品です！！私がイナイレにハマってきっかけでもある作品です。いつまでも更新お待ちしてますので、もし良ければまた更新してくれると嬉しいです！！ (2022年2月2日 1時) (レス) id: eed553f04a (このIDを非表示/違反報告)
リア - 面白いですね❗頑張って下さい☺ (2021年10月5日 11時) (レス) @page27 id: d796aff6e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：辺銀ヽ(･ω･`*) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時：2019年9月17日 2時
