2度目の人生をイナオリで.....愛するサッカーを守るために【オリオンの刻印】第3章

新しいタクティクス ページ44

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西陰が新しい必殺技でダストのシュートを止めた事により皆の士気が上がる。
だが、相手の卑怯なプレイで日本チーム、紅蘭、風丸、野坂を除いたプレイヤーは痛みで顔を歪める。





風｢しかし、ここまで全員連携でダーティに来られると流石にまずいな、｣

野｢どうやら本性をむき出しにしてきたみたいですね。｣

灰｢そのようだな。このチームは全員組織に染まっているってことか.......いっ.......！｣

吉｢ここまで汚ぇとむしろ清々しいぜ。｣

不｢しかしすげぇのはこれだけやってても観客にも審判にも一切気づかれてねぇってことだ。｣

風｢まさか.......！審判もグルか.......！？｣

貴｢あの審判本物の審判じゃないわよ。｣

灰｢どういう事だ！？｣

貴｢審判経験なしの組織に雇われた一般人。多分金につられて引き受けたのかもね？｣

野｢Aさん.......一体その情報はどこで.......？｣

貴｢エターナルダンサーズ.......相手のチームが組織に染まっていたのを知っていたから周りに他の危険やら注意する事を探ってたらでてきたの。｣

不｢初めっからあいつらが組織に染まっていた事知っていたのかよ！｣

貴｢凄いでしょ？って、そんな事より野坂君、あれをやりましょう。｣

野｢はい。あ、Aさんは西陰のそばで待機していてください。｣

貴｢え、？｣

野｢風丸さん、お願いしていた件 どんな感じになりましたか？｣

貴｢ちょ、野坂君.......!?｣

風｢皆には新たなタクティクスのトライアルだと説明してある。｣

野｢ありがとうございます、先輩の風丸さんに変なことを頼んですみませんでした｣

貴｢............(私 完全に空気...。)｣

風｢いいさ、お前が俺を先輩として見ているのは信じ難いがな！だが俺は、お前に期待している。｣

野｢ありがとうございます。｣





野｢ではいきますよ......！｣



野坂は趙金雲に目配せをして、新たなタクティクスの体制へと入る。




風｢皆！練習の成果を見せろ！！新タクティクスを実行だ！！｣

稲｢えぇ！？完成系がよく分からなかったあれをぶっつけ本番で使うんですか！？｣

氷｢やってみよう明日人！｣

万｢あれだけの練習でやれるのか！？｣

不｢やるしかねぇだろ！｣

稲｢やりますか！一人一人がスピニングウィンドを作り出す！！｣



稲森がいった通り、一人一人がスピニングウィンドを作り出す。


そして、、、

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