仲直り? ページ26
更衣室には一星君がいないため、有人はなんの躊躇いもなく一星君の名をだす。
鬼「紅蘭…お前はどうして一星を庇うんだ…。」
そんなの簡単よ…
貴「仲間だからよ。」
鬼「仲間だと…!あいつは卑怯なことして俺達の邪魔してくる奴だぞ!!そんな奴が仲間と言えるのか…!」
貴「確かに卑怯なことをしてるわ。だけど、私は一緒にサッカーをやっている以上、仲間だと思ってるわ。」
鬼「お前は分からないのか…!あいつのせいで怪我した奴が…!怪我しそうだった奴がいるのに!」
貴「……そうね…。確かに私の右腕だって…一星君が邪魔しなかったら怪我してなかったかもしれない。」
灰「なにっ…!」
鬼「っ!?だったらなぜ…!」
ガシッと肩を掴んでくる有人
貴「鬼道君…。落ち着いて」
鬼「落ち着けるか…!仲間が危険に晒されてるんだぞ!!」
有人…
貴「……ふふっ……やっぱり有人は優しいわね…。」
鬼「!?……どういうことだ…?」
貴「気づいてた…、貴方が皆を守るために一星君を排除しようとしていたこと…」
鬼「だったら…!!」
貴「だけど…私は貴方達にサッカーを穢して欲しくなかった。あんなに楽しそうにやってるサッカーを排除の道具に使って欲しくなかった…。だから……ごめんなさい。私はサッカーを守るために邪魔したの…。」
サッカーと一星君を守るために…
鬼「っ……!」
吉/灰「「っ……」」
貴「それに…サッカーが嫌いな人にサッカーはできない。卑怯なことしてるけど、一星君はきっとサッカー好き…。そんな彼から怪我させてサッカーを奪いたくなかった…。」
風「A……」
貴「私は本来のポジションはGK…。だけど…GKとしての道はある人によって絶たれてしまった…。何日も…何日も泣いた…、自ら命を絶とうともした…。まぁ結局ポジションを変えることによってサッカー続けられたんだけどね?」
ほんと、今でも悔しいよ…
氷「A…先輩…」
鬼「紅蘭…」
貴「っ…ごめんなさい…。暗い話をしちゃったわね…」
鬼「…すまなかった紅蘭…。俺は間違っていた…。危うくサッカーで人のサッカー人生を奪おうとしてた…。」
貴「有人…」
灰「俺も…悪かった…」
吉「A…すまなかった…」
貴「灰崎君…吉良君…。」
鬼「だが、紅蘭。俺は一星を排除する事はあきらめない。違う方法で排除する…!」
その時だった────
??「FFI管理者だ!全員、荷物検査を行う!!」
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辺銀ヾ(・ω・`*)(プロフ) - 櫻井葵さん» 大変お待たせしました!第3章、修正終わりました!!! (2020年3月16日 13時) (レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
辺銀ヾ(・ω・`*)(プロフ) - 櫻井葵さん» コメントありがとうございます!只今第3章が、修正中となっておりますので、、、今日か明日までには終わらすように頑張りますのでもう少々お待ちさ下さい!!ほんと、すみません(´;ω;`) (2020年3月13日 14時) (レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
櫻井葵 - お話凄く面白いです! 必ず読むのが日課になってきました!!まだまだ読みたいので パスワード?教えてもらってもいいですか? (2020年3月13日 10時) (レス) id: 538ff2f264 (このIDを非表示/違反報告)
辺銀ヾ(・ω・`*)(プロフ) - かなえさん» すみません!コメント気づくの遅くなりました!!コメント、ありがとうございます(*´ω`*)そう言っていただけるとすごく嬉しいです! (2020年3月11日 23時) (レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - このお話を読ませてもらいました!スゴイ面白かったです!番外編も最高でした!もうホントに、ニヤニヤしながら見てました(笑) (2020年1月2日 20時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:辺銀ヽ(・ω・`*) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時:2019年1月31日 0時