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第96話 動く何か ページ37

グレイ「どうした」


A「電気がつかない…」


グレイ「なっ!配線までやられたか」


A「…本当にごめん」


ドアも閉めて作業していたため暗くなるとドアがどこにあるのかさえわからない。


グレイ「出入り口はドアだけ、窓は小さすぎる。」

A「無理にでもドア探すよ」


探してみた、ドアのような窪みや風が通っている場所は見つけたがドアノブのような物は一切見つからなかった。

A「……ドアノブがない…」


グレイ「まじかよ」


A「…どうしよう…」


グレイ「どうもこうも誰かが通るのを待つしかないな」


仕方なく待った。


数分後



ガサゴソと突然音がした。


A「えっ何!?」


グレイ「は?どうしたんだよ」


A「なんかいる!なんか音なった!」


グレイ「慌てんな!ネズミとかじゃねぇのか?」


A「わ、わかんないけど…」


すると足に変な感触が過ぎった。


A「なんか…足の上を通った…」


Aの顔は青ざめ不思議と恐怖のような物がこみ上げてきた。


次に手にその感触が来て、体へと移動し始めた。


A「いやぁ!なんか体に登ってきた!」


グレイ「暴れんな!ただでさえ狭いんだ!」

A「そんなこと言われたって無理だよ!
気持ち悪いなんか!」


Aは払い落とすため軽く暴れると体制を崩し、横に倒れた。


グレイ「うおっ!」


横にはグレイがいてA覆いかぶさる?ような形になった。


A「ひぃ!なんか下に大きいのがいる!」


グレイ「大きいのは余計だ」


A「えっ下にいるのグレイ?」


グレイ「あぁ」


A「あっごめん…」


グレイ「いや」


Aは静かに体制を直した。


A「もう、さっきの変な奴、檻でも作って閉じ込めてやる…」


グレイ「…それだ!」


A「えっこの暗闇の中その変なのを捕まえるの?」


グレイ「ちげーよ!ドアノブがないなら作りゃあいんだよ!」


ちょうどドアノブがないとされるドアには小さな穴が開いていた、それが本来ドアノブが刺さっている場所なら造形魔法でドアノブを作りドアが開くはずだ。

第97話 脱出→←第95話 ドジを踏む



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御子柴琥珀(プロフ) - ゆっぴーさん» 楽園の塔飛ばしちゃいました!更新は今日もする予定です! (2015年5月8日 7時) (レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー(プロフ) - 御子柴琥珀さん» 私もやらなくて思います 更新待ってます! (2015年5月4日 13時) (レス) id: 281e3e82e9 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - 藍妃さん» ですよねwまぁもうちょっと様子見て決めます (2015年5月4日 11時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
藍妃 - 私はやらなくて良いとおもいまよ 私自信バトルオブフェアリーテイルみたいですし・・・w (2015年5月4日 1時) (レス) id: 7bbe862128 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423  
作成日時:2014年12月21日 18時

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