第95話 ドジを踏む ページ36
クリスタルというホテルで人手が足りないので店員をしてほしいというクエストをしていた。
ルーシィとエルザはレシピを参考にした料理担当。
ナツとハッピーは部屋のシーツ変え担当。
Aとグレイは掃除や荷物運び担当。
季節に合わせ食器の入れ替え、前季節物は段ボールにしまい物置き場に置き、今の季節物は物置き場から出して飾る。いつのまにかその段ボールは重くなっていた。
物置き場は下の方に荷物が溜まり上の方しか空いていない。
A「グレイ、脚立ってあるかな?」
グレイ「脚立はないが踏み台がある、そこのラックの一番下だ」
言われた場所を覗き込むと50センチくらいの木製の踏み台があった。その踏み台に乗り段ボールをしまおうとするがギリギリあと少しというところだった。背伸びをしてやっと届き踏み台に踵をつけた瞬間、突然バキッと音がし足が抜けた。
A「キャ!」
グレイ「あ、バカ!」
Aは落ちたのと同時に近くにあった電気のスイッチも押してしまい、辺りは真っ暗になった。
窓から薄っすらと通る太陽の光が辺りを少しだけ明るくした、足で支えきれず腰からもろに落ちたのに対し体はそこまで痛くなかった、少し違和感を感じ辺りを見るとAをかばうようにグレイが下になったところ。
A「グレイ!?」
急いでグレイの上からどくA
A「ごめん、怪我はない!?痛いところは!」
グレイ「いやねぇ大丈夫だ、それにしても暗いな…」
その言葉を聞いてハッとしたA
暗いところが嫌いなAにしてはこの部屋はお化け屋敷のような物。本当に無理なAは少し涙が出てきた。
グレイ「おい大丈夫かお前」
A「えっ?な、何が?」
グレイ「いやお前暗いとこ苦手だろ
怖くねぇのかよ」
A「(勘付かれた…)」
A「だ、大丈夫だよ…」
もし明るかったらもうすでに泣いているので説得力なんてないだろう。
グレイ「……ならいいけどよ」
A「それより、電気つけないとね」
電気のスイッチがあったであろうところまで立って歩きスイッチを押すがカチッっと音が鳴るだけで明るくなんてならない。
A「あれ?」
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御子柴琥珀(プロフ) - ゆっぴーさん» 楽園の塔飛ばしちゃいました!更新は今日もする予定です! (2015年5月8日 7時) (レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー(プロフ) - 御子柴琥珀さん» 私もやらなくて思います 更新待ってます! (2015年5月4日 13時) (レス) id: 281e3e82e9 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - 藍妃さん» ですよねwまぁもうちょっと様子見て決めます (2015年5月4日 11時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
藍妃 - 私はやらなくて良いとおもいまよ 私自信バトルオブフェアリーテイルみたいですし・・・w (2015年5月4日 1時) (レス) id: 7bbe862128 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423
作成日時:2014年12月21日 18時