妖精の尻尾のお姫様 Part21【FAIRYTAIL】

第692話 輪廻転生 ページ17

ポーリュ「調子に乗ってるんじゃないよ！！」

マカロフ「あいた！！」

メスト「まあまあ」

マカロフ「病人の頭を叩く奴があるか！！」

ポーリュ「病人なら酒飲むんじゃないよっ！！」



あの時の後遺症で
足腰を悪くしたがマカロフは元気である
そして偶に夢に見た光景を不思議そうに話し出す


その時、パーティ会場に誰かを見つけるナツ達



ルーシィ「！」

ナツ「今…」




それはメイビスの姿



シャルル「初代！？」

ハッピー「え！？」

マカロフ「！！」

ルーシィ「なんで…」



その時、ハンカチを落とすメイビス
それを1人の少年が拾う



「あの…落としましたよ」

「！」




一同は2人の姿に驚愕する
何故ならその少年は ゼレフ だったからだ



「あ…ありがとうございます」

「いえ…」



ゼレフがハンカチを返して問いかける



「出版社の方ですか？」

「はい…小さな所ですけど…あなたも…？」

「いえ…僕は作家の卵です…ははは
ルーシィ先生の作品に感動してサインもらおうと…
お忍びで来ちゃいました」

「私もです…うふふ」



メイビスに耳打ちをするゼレフ



「ところで…」

「はい？」

「その…靴は…どうされたんですか？」

「！！」



下を見れば裸足だったメイビス




「やだ！！私ったら…！！忘れてきちゃいました！！」

「ぷ、あははっ！」

「！…あはは！」

「僕の名前はアリオスといいます」

「私はミオ」


アリオス「よかったらその…少しお話をしませんか？」

ミオ「ええ…喜んで」

アリオス「今年の8月も暑いですね」

ミオ「暑いせいで靴を履き忘れちゃったんです…きっと」

アリオス「あはは…！僕も脱ごうかな」



一同は楽しそうに話す2人を暖かく見守る


ルーシィ「(もう…全てが幸せすぎて
あたしは温かい何かに包まれていく…)」




リリー「オイ！！ガジルとレビィ見なかったか？」

ジェット「知らねえよ」

ドロイ「察しろよ」


ドロイは泣いている


ウォーレン「時代がオレに追いつくぞーっ！」

マックス「うるせェ、黙れっ」

マカオ「女だ、女ーっ！！」

ワカバ「よォ、姉ちゃん」


ロメオ「オレはあんな大人にはならないよ」

アスカ「？」


ナブ「オレは明日から仕事に行く！！」

「「もう聞き飽きたわー！」」


ラキ「彼氏できたの？」

キナナ「うん！エリックっていって…」


ルーシィ「(温かい…)」



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