妖精の尻尾のお姫様 Part20【FAIRYTAIL】

第637話 何故愛されなかった？ ページ6

A「どういう事ですか？」

メイビス『詳しい話は合流した後で
この念話も敵に聞かれてる可能性があります』

ルーシィ「ナツの運命？」

ハッピー「…」

A「…行こう！」

グレイ「あぁ、ここにいてもナツの邪魔になる」

ハッピー「あい！」

ルーシィ「ナツ…負けないで」





ゼレフの腕を掴み、上から拳を叩き込むナツ



ナツ「おう！！」

ゼレフ「ぐっ！」





後ろに跳んで距離をとるゼレフ



ゼレフ「楽しいよナツ…
今ここで君を倒さねば…人類の未来はないんだ…」

ナツ「はあ？」

ゼレフ「なのにすごく楽しい…
これも矛盾の呪いのせいかな…自分の感情がよくわからない」


ナツ「ゴチャゴチャうるせえよ！！」

ゼレフ「とにかくすごく楽しいんだ」

ナツ「おま…」



その時、がくっ…と体が沈んだ
ナツの背後に現れたのは



ラーケ「眠れ」

ナツ「何だお前…」

ゼレフ「ラーケイド…」


ラーケ「父さん…間に合ったよ」


ナツ「父さん！？」



眠らないように自分の頬を殴りまくるナツ



ナツ「くそっ！！しっかりしねえと！！眠っちゃダメだ！！」

ラーケ「さあ…今の内です…早くこいつを殺して！！
弟の呪縛から解き放たれるのです！！白き魂は自由なる空へ！！」




・






・




ゼレフの子供が生まれたのは今から何十年も前
ギルドの地下でメイビスを蘇生させようとしているプレヒトは震える…


プレヒト「そんなバカな…この反応は…メイビスの体内に生命が…」


その結果に頭を抱えるプレヒト


プレヒト「…放っておくべきか…殺すべきか…生かすべきか…殺すか、生かすか…殺すか…生かす…か…」




・




・




 
ラーケイドの体を貫くゼレフ



ラーケ「え？」

ゼレフ「邪魔をするなよ」
 






オーガ「なぜ陛下の子は愛されなかったのか…」



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